プクはブログをはじめてから、
症状の世界観が広がって、
プカへの接し方が変わったよ。
もっと早くこうなってれば、
もっと早くプカが元気になってたかもしれないって思う。
でもね、時間がかかったからこそ、
プクとプカにとって大切なことはなんだろうって
判断できるようになったと思うんだ。
今日は、プクが1番大切だと思ってる、
プクが心を開いてプカに接するようになるまでのこと
をお話しするね。
八方塞がり
プカが入院したお話しは↓
プカは退院してから無気力な感じが続いたよ。
退院したら、元気な状態っていうのを期待してたんだけど、
そうでもないみたい。
プカは家では落ち着いてたから、
プクはお仕事を頑張ろうって思ってたんだ。
でもね、今の職場でプカの陽性症状が強くなったのは3回目で
毎回、少なからずの迷惑をかけてしまったんだ。
だから、お仕事を頑張ろうって思っても、
もう前と同じポジションと待遇ではなくなったんだ。
何か奇跡が起こって状況がよくなることを祈ったよ。
リリーフランキーの「東京タワー」で
人が手を合わせて祈るのは
今まで当たり前だったことが当たり前じゃなくなったとき
っていうようなことが書いてあったよ。
まさにこのときプクは
毎週のように神社に行っては祈ってたよ。
神社でね、厄年が何歳とかの看板があったんだけど、
プクはそれとは別の「八方塞がり」の年だったみたい。
1年間はずっと何もできなくて
途方にくれる予感がしていたよ。
瞑想
プカは無気力が続いていたよ。
それでも頑張って仕事をやろうとチャレンジしてた。
でもね、なかなか続かなかったよ。
プクもね、仕事で信頼を取り戻そうと頑張ったよ。
でもねずっと空回りしてたんだ。
職場での立場が変わったのと
働き方改革の影響で家でゆっくりする時間が増えたよ。
でもその時間で何をしていいかわからなくなったよ。
前より家事をするようになったけど、
それだけでは埋められない気持ちがあったんだ。
そんなときYouTubeで瞑想をするようになったんだ。
今思えば
他に何かやりたいこともなかったし、
この先どうするか考えられないくらい心が疲れちゃってたよ。
だから瞑想をするには
ある意味いいコンディションだったかもしれない。
目を閉じて音に合わせて
呼吸に意識を向けるんだ
最初は心地よくて
途中からあやしいことしてるかもって思って
それでも聞き続けて
慣れてきたら雑念がでてきて
それでも聞き続けて・・・
そうしたらだんだんと
瞑想してる間は心が落ちつけるようになったんだ。
この頃たくさんの瞑想聞いてたんだけど、
プクが今も聞いてる瞑想ここに紹介させていただくね。
エイブラハム瞑想
「人生全般」、「お金」、「健康」、「人間関係」
この4つのどれかを1日15分聞くって感じだよ。
プクは寝る前に今もどれか1つ聞いてから寝てるよ。
パラレルシフト
少しだけ大変な思いをしていても
背負ってるものがほどかれて楽になるよ。
禅の教えもあるよ。
毎朝仕事に行く前に聞いてるよ。
サラとソロモン
瞑想をしてる間は心を落ち着かせることができても、
現実が変わることはなかったよ。
もう退院してから1年近く経ってたけど、
相変わらずプカは無気力状態が続いていたよ。
職場でも相変わらず、
気のすり減るような雑用ばかりしていた。
あるとき家にあった
「サラとソロモン」っていう本が目にとまって
読んでみたんだ。
少女サラが賢いフクロウのソロモンに会って
幸せになるステップを教えてもらう
っていう本だよ。
サラはもの思いにふけることが好きで
自分の殻に閉じこもっている間は幸せを感じていたけど、
現実世界では嫌な思いをいっぱいしていたんだ。
このときのプクと同じだね。
ソロモンはいろいろなことを教えてくれるよ。
特にプクが大事にしてるのは
何がなんでも心を開けたままにしておこう
ってこと。
この考え方のおかげで、
どんな大変な状況でもいい面を見れるようになったよ。
そのおかげでプカのいいところもたくさん見つけられて
自然とプカに優しくなれたんだ。
もちろんすぐに劇的にいろんなことが
良くなったわけじゃないよ。
一進一退を繰り返しながら、
でも確実に世界がいい方向に動き出してる気がしてたよ。
祈りのその後
瞑想では、幸せになるために努力はいらないって
言ってるものが多いよ。
これはきっとこういうことだと思うんだ、
心が整っていない状態で行動しても
あんまり意味はないよって。
だからね、行動が大事っていう風潮が強いって感じるけど、
そうでもないのかもね。
心を開いた状態で仕事頑張ってきたおかげで、
評価されるようになったよ。
プカに心を開いて接してからか、
最近になってようやく元気になってきたよ。
1年半前に祈った
当たり前の日常が戻ってきたよ。
今では平凡な毎日が幸せだと感じてるよ。
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