7.確実にいい方向に動きつつある

プクの成長とプカの回復の話

プカが退院してからも、プクの職場環境が変わっていろいろ大変だったよ。

でも少しだけ、よくなる兆しもあったんだ。

プクはこの頃から同僚に勧められてyoutubeを見るようになったんだ。

youtuberには当時興味が全くなかったけど中田敦彦のyoutube大学が面白いって思ったよ。

今は登録者数が500万人以上いるんだけど、プクが見始めたときはまだ10万人くらいだったと思う。

いろんな本を紹介してたよ。

その中で気になった本を買って夜に読んでいたんだ。

とてもいい習慣だなって感じていて、自己肯定感が上がっていったんだ。

「嫌われる勇気」「7つの習慣」とかそう言った自己啓発本の紹介もあれば世の中の情勢がわかる本も紹介していたよ。

そんな中でプクがこれだって感じたのが、落合陽一の「2030年の世界地図帳」だよ。

当時そこまで普及していなかった「SDGs」が日本の復興の道っていうことが書かれてたんだ。

プクは何とかして働き方を変えたいって思ってたから、SDGsに取り組むことを会社に提案できるまで職場での信頼を回復させようって思ったんだ。

あとこの頃よく見てたのが両学長のリベラルアーツ大学だよ。

こちらも今は人気のチャンネルだけど、プクが見始めた時はテンションがすごい低くて登録者もそんなにいなかったよ。

お金にまつわる力の付け方を教えてくれるチャンネルで、節約しながら心豊かに生きる方法を教わっていたんだ。

朝はマインドフルネスと両学長の動画、夜は中田敦彦のyoutube大学と読書。

職場では相変わらず冷遇が続いていたけど、確実にいい方向に動きつつある。

プクはそう感じていたんだ。

その一方でプカは相変わらず眠りっぱなしだったよ。

もう半年以上になっていたよ。

プクは無理やりにでも動かしたほうがいいんじゃないか。

そう思うようになったんだ。

この考え方は間違ってると今ではわかるよ。

陰性症状が年単位で起こることを知ってるからね。

でも、プクはちょっと調べればわかるはずのことも知らなかった。

理解しようとしてたはずなのにね。

明日はプカの陰性症状とプクの対応についてのお話をするね。

今日も見てくれてありがとう!

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