ここまでのお話でプクは「統合失調症でも生きやすい世の中」にしたいと思うようになったっていう話をしたよ。
そんな時にプクとプカは「えんとつ町のプペル」を映画館で見たんだ。
夢をゴミのように扱われてきた少年が奇跡を起こす物語だよ。
プクもカフェを続けたいっていう想いが成し遂げられなかったことを思い出したよ。
そして奇跡を起こしたいって思ったんだ。
でね、作者の西野さんのお話を確かyoutubeで見たんだ。
いろんな人の想いを背負えば背負うほど強くなれるって。
だからプクも背負おうって思ったんだ。
誰に頼まれたわけでもなく、生きづらい思いをしている人の分まで背負おうって。
そしてプクは絵本を書くって宣言したんだ。
そうしたら予想以上の反響があったんだよ。
でね、こんなに絵が下手くそなんだから無理だよって言われたこともあったんだ。
それに対しそんなことはないって言ってくれた人もいたよ。
で、なんとか絵本を完成させたよ。
ひょっとしたら、プクの絵を下手くそって言った人がいなかったら、やり遂げられなかったかもね。
そういう意味では感謝してるよ。
で、この絵本はとっても評判が良かったんだ。
家族の中には「泣いた」って言ってくれた人もいたよ。
泣けるような話ではないんだけどね。
また絵本を描きたいなって思ってるんだけど、実は絵を描くことはそこまで好きじゃないんだよね。
また、気が向いたら書くつもり。
それで、話を戻してプクは背負ったら背負う分だけ強くなれるって思ってこれからどんどん背負いにいったんだ。
でも、今は背負うことは辞めたんだ。
この時背負ったものは手放したよ。
その人の人生はその人が決める方がいいって気づいたからね。
人の人生を背負うのは違うかなって今は思ってる。
でもね、まだ掴んでるものがあるんだ。
それはボーダレスアートを販売するっていうことだよ。
アール・ブリュットとか国内フェアトレード ともいうね。
生きづらさを抱えている人が作った創作物の販売を応援したいんだ。
これからプクがどんな経緯を経てそう思うようになったかのお話になるよ。
引き続き応援してくれるとうれしいな。
今日も読んでくださりありがとうございました。
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