6.身体の不調が精神に与える影響

プクの成長とプカの回復の話

プクは職場の人間関係と経済的な面でも悩んでいたよ。

それだけじゃないんだ。

プクは健康面でも不調になっていったよ。

プクは肝臓に持病があって、定期的に検査を受けていたんだけど結果が良くなかったんだ。

10年くらいはずっと調子が良かったんだけどね。

きっとプカが入院する前後で無理をしたり、仕事でも朝早くて夜遅くまでだったからかもしれないね。

お医者さんはすぐに治療をすることを勧めたよ。

でも、その治療は一度初めてしまえばずっと続けなきゃいけないみたいだったし、生活習慣を改善して何とか乗り切ろうと考えたんだ。

漢方に強いお医者さんにセカンドオピニオンとかもやったけど、やっぱりダメだった。

治療する金銭的な余裕もなかったし治療するべきかどうするか半年くらい迷っていたんだ。

そうしたら海外の製薬メーカーの治験のお話をもらったんだ。

治験を受ける1年間は治療費は無料で交通費も出るってことだった。

プクはこの治験を受けることにしたよ。

でね、その治験はたくさんの血をとられてとても大変だったんだ。

プクは気持ち悪くなって、ベッドで寝たことが何回もあるよ。

いろんな検査が重なると半日以上病院にいることあったよ。

メンタルチェックっていうものもあったんだ。

でね、そこにはこんなようなことが書かれていたんだ。

「肝臓の疾患は精神の病気に影響を与えると言われています。」

みたいなことだったよ。

それで細かく今のメンタル状態を1〜5で評価するみたいなことだよ。

プクは肝臓の病気がメンタルに影響するなんて知らなかったよ。

お医者さんに聞いてみたら、海外の検査だからねー

みたいな感じで濁されたよ。

職場にも肝臓が悪い人がいてこのことを話したら、肝臓に血が生きやすくなって頭に血がまわらないんじゃない?

って言ってた。

真実はよくわからないね。

でね、プクはこれまで人生の大事な場面で踏ん張りが効かなかったことがあるよ。

大学受験の時だって、就職活動の時だってそうだった。

プクは人生を決める大切な時にうつになってしまったんだ。

ひょっとしたら、気持ちの強さが問題ではなくて身体が弱かったのかもしれない。

どちらにしてもプクは自分自身を恨んだ時期が長かったんだ。

でもね、今はそうは思わないんだ。

若い時に精神疾患になったからこそ、高すぎるプライドだったり、生活習慣を改善できたと思ってる。

花粉の季節が来るたびに、低気圧で雨が降るたびに、気分が落ち込むのも悪くないかなって思ってる。

タフな人に憧れはあるけど、繊細な身体のおかげで自分自身を見つめ直す機会が増えてるんだ。

きちんとメンテナンスして朝起きた時に気分がいいっていうこと以上に幸せなことはないって思ってる。

最近は花粉だか、黄砂だかの影響で朝がしんどいよ。

ちょっと食生活も乱れてきたしね。

プカが仕事を初めて食事を別々に取ることが多くなったからね。

プクは料理をしなくなったんだ。

そうだ、たまにはプクの料理の写真をブログに載せようかな。

思いつきで文章書いてごめんね。

せっかく毎日更新してたくさんの人たちに見てもらってるから、このストーリーが終わっても毎日更新続けたいな。

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