高EE

接し方

統合失調症の当事者に家族が対応するときに
再発しやすいものを高EEっていうんだって。

EEっていうのは「Expressed Emotion」の略で
高EEっていうのは高い感情表出のことみたい。

プクはプカと出会ってからずっと
高EEだったよ。

プカの言ってることが受け入れられなくて否定したり、
目を覚ませってビンタしたこともあったよ。

これはもう完全に高EEっていうのがわかるんだけど、
今思えばもっといい接し方があったなって
反省してることについて今日はお話しするね。

ちなみにプクが今一番大切だって思う考え方は
「心を開いて接する」だよ。↓

よかったらこっちも見てね。

共に倒れ共に立ち上がる

プカが調子悪くなっちゃったとき、
プクは仕事を辞めたことが何度かあったよ。

仕事辞めて何かできることがあったかっていうと
ただ、一緒にいてあげられることだけ。

次第にプクも元気なくなって、
2人して1日中ぼーっと過ごす日々が続いたり、
プクとプカが共倒れしちゃう感じ。

ぼーっとするのに飽きたら
ちょっと散歩しようかとかいいながら、
2人でリハビリの日々が続いて、
2人で起き上がる感じ。

2人が元気なときは日雇いの仕事して、
しんどくなったら休んで、
みたいなときもありました。

こんな風にしてたときは
プクはプカの唯一の理解者だ
なんて思ってた。

でもね、よく考えてみると
プカにとっては重荷だったかもしれない。

1人で全部背負わずに
病院とか、在宅看護とか、ソーシャルワーカーさんとか、
いろんな人を頼ればよかったよ。

一般社会で過ごせるようにしてあげよう

プクがプカに出会ったとき
とっても魅力的に感じたことは、
夢に向かって行動してたことだよ。

プクはね夢はあっても行動できなかったから
そんなプカがすごいなって思ってたんだ。

だから、プカと一緒に
プクも夢を叶えたいって思ってた。

でもね、プカは夢を追う途中でいっぱい傷ついてたんだ。

だから、そのことにプカが想いを馳せると
プカの調子が悪くなっちゃってたんだ。

そんな日々が続いていくうちに
プカに夢を追って欲しくないって思うようになったし、
一般社会で過ごせるようにしてあげなきゃって思うようになってた。

今はね、プカに夢を追って欲しいって思ってるよ。
統合失調症は特別な力だと思ってる。

だから、プクを特別な場所に連れて行ってくるんじゃないかな。
その過程で再発することがあっても
余裕を持って接しようと思うんだ。

こちらに関しては↓

こちらも見てね。

一生面倒見てあげよう

プカの症状が良くなったり悪くなったりを繰り返していくうちに、
症状がよくなることへ希望を持たなくなっていったよ。

だから覚悟を決めて一生面倒を見ようって決めてたんだ。

でもね、これってプクがいないと
プカがダメってことになっちゃうと思うんだ。

だからね、プクがいなくてもプカは大丈夫
って思うようにしてるよ。

いつか、プカに構ってもらえなくなる日がくるような気がして
さみしい感じもするけど、

1人でも生きていけるって
思うことがプカを尊重してると思うんだ。

こちらに関しては↓

こちらも見てね。

おわりに

高EEになってしまうのは
それだけ心配してるってことだと思う。

そして、家族も当事者と同じように
苦労していると思う。

だからね。
1人で背負いすぎないでね。

プクからのお願いだよ。

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