19.週４勤務で定時で帰りたい

プクは退職をすることになって、プカは就労移行支援に通うようになったよ。

退職が決まってからもプクは半年くらい会社にいたよ。

有給を消化しながら、週4日勤務。

定時に堂々と帰れる。

天国のような日々だったよ。

プクは次の予定は何も決めてなかったよ。

次の行く先を決めてから辞めればいいのにって何人かに言われたけど、そんなに器用じゃないんだ。

プクはこの週４勤務の定時上がりを実現できる働き方ができないか今でも模索してるよ。

そして、この間プクとプカはいろんなところに旅行に行くよ。

今まではいろんな理由で行けなかったから。

全国旅行支援で格安に旅行できたのがとてもよかった。

半年に一回くらい旅行できる生活もいいなー。

心からそう思ったよ。

プクの妄想は膨らんだよ。

将来は田舎に移住して、鳥のさえずりで目を覚ましてプカと毎朝手を繋いで散歩するんだ。

ちゃちゃっと仕事を終わらせて、夕方からは趣味のカフェを開いて、夜は仲間たちとBBQ。

そんなことを真剣に考えていたんだ。

だから、「地域のお作法」っていう講義も半年間受講したんだ。

そこでは、海外でNGO活動した経験のある人や、地域の最前線で活躍されている方がいっぱいいて、プクも住んでいる地域で活動をしたいって想いが強くなったよ。

それに、プロボノも経験したよ。

プロボノっていうのは社会人での経験をNPOやNGOでの事業に活かすボランティアのことなんだ。

プクは特にスキルがあったわけではなかったんだけど、フリースクールの広報をやったりしたよ。

あと、前々回お話しした、「Nたま」のクラウドファンディングにも関わったりしたんだ。

毎日が充実していたよ。

プカも充実してた。

お化粧してビジネスカジュアルの服装で就労移行支援に通うようになったんだ。

次回はいよいよ最終回、まさに今のプクとプカのお話をするね。

プクは職業訓練に通い始めて、プカがダイバーシティ雇用。

プクは無職でプカは毎日お仕事。

どうなってしまうのか！？

楽しみにしててね。

今日も読んでくださりありがとうございました♪