18.就労移行支援と退職

プクの成長とプカの回復の話

プカは思うように仕事に入れなくて、無気力に見える日々が続いていたよ。

プクはプカに就労移行支援を勧めてみたよ。

あまり乗り気ではなかったけど、プカも現状を変えたいと思ってたみたい。

何件か見学に行ったよ。

そして、プカが行きたいって思えるところを自分で探して通うことになったんだ。

プカが行くことになったのはITのことを学べるところだよ。

HTMLとかCSSっていうWEBで必要なプログラムみたいなことだよ。

プクも職業訓練で勉強したことがあって難しいって思ったことがあるから、大丈夫かなって思ってたんだ。

でも、毎日決まった時間に通って生活のリズムが整うのはいいことだって思った。

一方で、プクも変化があったよ。

会社でSDGsに取り組もうって話になったんだ。

プクが会社でSDGsに取り組もうって考えてから3年くらいが経ってたよ。

プクはここまで、やってきて良かったって思った。

でもね、プクの働き方は変えれそうになかったんだ。

もともと、プクがSDGsって言ってたのは働き方を変えたかったんだ。

カフェで働いていたときみたいにお客さんと取引先といろんな人のことに想いを巡らせて商売がしたかったんだよ。

それが叶わないってわかった時は迷ったよ。

プクが会社にさえいれば社会にいいものを残せる。

それに、働き方だってこれから変えていけるかもしれない。

ここまで、3年かかったなら、あと3年すれば働き方も変えれるかもって。

でも圧倒的な違和感しかなかったんだ。

流れるプールでその場にいることが大変なように、プクがその場で留まることはできないって感じた。

プクは上司に会社を辞めることを伝えたよ。

いろんな感情が湧き出てうまく言えるか心配だったけど、意外とあっさりしてて拍子抜けした。

プクがこういう決断をしたのはいろんなタイミングが重なったからだよ。

プカが就労移行支援に通いはじめたのも大きいよね。

1年くらいは安定して生活してくれるんじゃないかって思ったからね。

プクとプカの話もクライマックスだね。

あと2話で終わる予定だよ。

今日も見てくださりありがとうございました。



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