人見知りでもいい関係が築けるテクニック5つ

社会の中の支え、サポートづくり

プクはとても人見知りです。

お仕事がお休みだと、身体のスイッチがOFFになった感じがして基本的には誰とも喋れません。

でも仕事で接客をしたことはあります。

とても苦手だけど頑張ってやってました。


科学的根拠に基づいた精神疾患のリカバリープログラムのIMRのテキストにはこう書いてあります。

人と知り合いになったり、誰かをもっと知るためには、会話をはじめたり、続けたりすると良いです。

会話をはじめたり、続けるにはコツがあります。

IMR配布資料(ルーテル学院大学版)



今日はプクが実際に接客をしてお客さんといい関係を気づいた時のコツについてのお話するね。

プクは滑走路と飛行機がよく見える施設の中のカフェで店長をやっていたことがあるんだ。

オープンしたての時はいっぱいお客さんがきてくれて、その時は空気のような接客を心がけてたんだ。

でもね、だんだんと施設そのものに来るお客さんが少なくなって、カフェを続けることが難しくなってたんだ。

プクはその場所で働くのが好きだったし、なんとかして続けたかったので、カフェの常連さんになってもらおうって必死で接客したんだよ。

志半ばでそのカフェで働くことはできなくなっちゃったけど、毎日のようにいらっしゃる方や、カフェの最終日にプクに会いにきてくださる方もいたんだよ。

その時のことをお話しするから、出会った人といい関係を築けるきっかけになれば嬉しいな。

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何を話すかではなくどうやって話してもらおうかを考える

コーヒーをハンドドリップで提供することがあったんだけど、その時は2〜3分くらいお客さんが目の前で見てるときもあったんだ。

何も喋らないのも気まずいし、コーヒーのうんちくを語ってもよかったんだけど、プクが喋るんじゃなくて、お客さんに喋ってもらおうって思ってたんだ。

「もう館内は見て回ったんですか」とか、「今日はどちらからいらっしゃんたんですか?」とか、

当たり障りのない感じのことを聞いてなんとなく話してくれそうだったら、

館内の感想とか、その人の住んでるところのオススメのスポットとかを聞いてたよ。

プクは喋るのは得意じゃないし、喋ってもらう方が楽だったからそういう風にしてたんだ。

いきなり個人的なことを聞かないようには注意してたよ。

話しかけるときは有益な情報を伝える

カフェの入り口には大きな窓があったんだ。

そこから飛行場が見えてとてもいい景色だったんだ。

だから大抵のお客さんはそこで一回足を止めるんだ。

プクは飛行機がどこからいつ飛ぶのか大体把握してたから、

「もう少しで飛行機が飛びますよ」とか声をかけたんだ。

話好きな人なら声をかけたのをきっかけにいろいろ喋ってくれるんだ。

打ち解けた頃合いに「もしよろしければカフェからもゆっくり眺められるのでご利用ください」って言うんだ。

あんまり喋りたくなさそうな人には、声をかけてもスッとフェイドアウトしてたよ。

横向きで隣同士で並んで、目線の高さをあわせる

ちょっとお話しするような関係になったら、プクからお客さんに話しかけに行くこともあったよ。

大抵座って、景色を眺めたりしてるから、お客さんの横で目線の高さを合わせるように腰を落とすんだ。

立ったまんまだと見下ろす感じになってよくないしね。

プクは目を合わせて喋るのが苦手だから、同じ景色の方向を向くのは喋りやすかったよ。

たまにお客さんの方を向いて笑顔でうなずいたりはしてたけどね。

誠実な関心を寄せる

飛行機マニアみたいな人がカフェのある施設にはたくさん来てたんだ。

プクはそこまで、飛行機に興味がないから最初は、いろいろ教えてもらっても右から左に流していたんだ。

でも、その施設にきてくれた人に面白い情報を伝えるために、マニアの人たちに

「今日は変わった飛行機は飛びますか?」って聞くようになったんだ。

そうしたら、いろいろと面白い情報を教えてくれたんだ。

そういう関係ができてきたら、飛行機が飛ぶまでカフェでゆっくりしてくれるようになったんだ。

お客さんもいつも元気とは限らない

普段どんなに話してくれる人でも、毎日元気って訳じゃないと思う。

カフェに来たら話さないといけないって思って敬遠するときもあったと思う。

なんとなく今日は話さないほうがいいかなって思ったときは声をかけるのをやめてたよ。

無視するのもなんか違うし、さりげなく近くのテーブルを拭いたりしながら、気にかけてたよ。

景色を見てたそがれたいときもあるだろうし、気にかけながら、しばらくするとお客さんから自然と声をかけてくれたよ。

自然体でカフェを利用できるから常連さんになってくれたんだと思うよ。

おわりに

いい関係でいられるってことは自然体でいられるってことだと思う。

だからなんとなく気になるとか、なんとなく話してみたいっていうのは、

きっと相手も同じことを思ってるかもしれないよ。

だから勇気を持って声をかけて、もし、ちょっとでも、あっ違ったって思ったら、それ以上は声をかけなければいいだけだしね。

プクは仕事で声をかけることはできたけど、プライベートでは全くできないよ。

でも、今日書いたことが大切って自分でも思えたから、気になる人がいたら勇気を持って声をかけようかなって思ってるよ。

今日も読んでくださりありがとうございました!

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