お医者さんとの相性

ウサギの主治医 プカとの統合失調症の話2

プクが職業訓練に通い始めたころ
プカも通院するようになったんだ。

プカはあまり受診には乗り気じゃなかったけど、
ちょっと落ち着いてきたから、
前みたいに受診拒否することはなかったよ。

そこで、プカは自分はおかしくないって言って、
病院に連れていくプクの方がおかしいって
ことを主張していたよ。

前に受診したお医者さんがプカに寄り添ったのか
しれないけど、
そうだねーみたいな感じで、
流す先生が多かったよ。

だから、受診が終わった後
ほら、プクが間違ってたでしょ?
みたいな感じになって、
通院できないことがあったんだ。

でも、今回の先生は、
「ご主人がしていることと、あなたのことは関係ない」
はっきりとなんて言ったのか覚えてないけど、
そんなようなことを言ったんだ。

意味がわかるようで、わからなかったんだけど、
とにかくそのドンっとした言い方が
すごい説得力があったし、
プカもその迫力に圧倒された感じがあったよ。

プカはそこで通院することになったんだ。
初めて薬の治療をすることになったよ。

プカが受信できたのは先生の雰囲気に
凄みがあったからだと思うよ。

傾聴や寄り添うことも必要だけど、
短い時間の中で信頼関係を築くのは
こういう先生もいいなって思ったよ。

プクもうつになったときも思ったけど、
主治医の先生との相性がやっぱり
服薬を続けるのには重要だって思ってるよ。

相性のいい悪いは人それぞれだから、
いい先生って言われてる人が
その人にとっていい先生とは限らない
かもしれないね。

何件も何件も回る必要があるかもしれない。
でも、前向きに取り組んでいたら、
きっといい巡り合わせがあるよ。

支援する家族は前向きに
希望を持って支えるのがいいね。

でも、
今回の通院で服薬はできるように
なったけど、
次第にプカは服薬をしなくなるんだ。

自分の症状の病識がなかったからだと思うよ。

今、プカは回復期を迎えてるけど、
納得して治療を受けてるんだ。

IMRっていう
精神疾患のリカバリープログラムに参加して
薬の治療の必要性を学んだからだよ。

良かったらIMRの記事も見てね。

コメント