告白

プカとの統合失調症の話

プクはフリーターで平日は中華料理屋さん、
土日は家電量販店で働いていたんだ。

あるとき、プカから
今から会えるかなって連絡が来たんだ。

プクはそのとき、中華料理屋さんの
仕事が終わったんだけど、
油臭いし、肌着だったんだ。

だから、会いにいくのを躊躇ったんだけど、
プカがそれでもいいから来て
って言ったんだ。

プクは車でプカを駅まで迎えにいって
家まで送ったんだ。

プカは新しい店舗で嫌なことがあって
傷ついていたんだ。

プクは話を聞いて慰めたんだ。

それから、プクは中華料理屋さんの仕事が終わったら、
プカの家に通う日が続いたんだ。

そんなあるとき、プカは
これまでどんなに傷ついた過去があるか
教えてくれたんだ。

もう何時間も、ずっと1人でしゃべって
プクは黙って聞いていたよ。

東京に4年間住んでいるとき、
夢を追っている途中で傷ついて、
ガスも水道もとまって、何もできない状態にまでなって、
お母さんに助けてもらったんだよ。

そんな話を聞いてプクは、
ちょっとぶっ飛んでるなって思ったけど、
夢を追って行動したプカがすごいって思ったんだ。

プクも昔、ロックンローラーになりたいっていう夢が
あったんだけど、何も行動できずにいたんだ。

プカについて行けば、
プクの知らない世界に連れてってくれるような気がしたんだ。

プカのことを魅力的に感じたし、
あるときプクは「好きかも」
って告白したんだ。

「かもって何?」って怒られたけど、
プクとプカはお付き合いするようになったんだ。 

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