寝食を忘れていつもプカの心配をしていたんだ。
プクは中華料理屋の仕事が終わると
プカの家に通い続けたよ。
プカは混乱しているように見えることが
多くなっていったんだ。
あるとき、車から突然降りて
河原に向かって走っていったんだ。
プクは急いで車を泊めて
プカを追いかけて、
ようよく追いついたと思ったら、
コロコロと河原に向かって転がっていったんだ。
草がボーボーのところで、
虫とかいっぱいいた思うんだけど、
プクも草むらに入って急いでプカを
連れ戻したんだ。
そして、プクを拒絶する時もあったよ。
東京にいた頃にいた人と
プクが繋がっているっていうんだ。
そしてプクのことを
本気で平井堅だと思い込んでたんだよ。
とにかく、プカがおかしくなっていることは
わかったよ。
プクは強く当られれば当られるほど、
プクのことを必要としている
って思ったし、
プカを救うことがプクの使命だって感じてたんだ。
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