第10話:進路

プクの公共職業訓練の話

webデザイナーになることも、プログラマーになることも、目指さないことを決めたよ。

でも変わりに何か別のものがあるかって言えば何も決まってなかったんだ。

職業訓練ももう残りわずか。

進路を決めて選考をしている人も多かったよ。

30を過ぎてるから

同世代の人と講師と3人で飲む機会があったよ。

いろいろマッチングしてくれようとしてくれてたのは感じてたけど、プクは断ってしまっていたんだ。

まだ、進路が定まっていないって話をしたら、講師の人は呆れたような感じだったよ。

そんな時、同世代の人がこう言ったんだ。

「多分、30超えてるからなんすよ。」

そうかもしれない。

プクはそう思った。

20代だったら、チャレンジして失敗しようがいくらでも取り返しがつくし、それもいい人生経験って思えるかもしれない。

でも、プクはそのとき30を超えていたし、プカと結婚もしてたから、とても慎重になっていたんだ。

進路

ある時、毎朝の5分間スピーチで、テーマが「進路」だったんだけど、こんなことを言う人がいたんだ。

「自分はプログラムはできなかった。

もし自分がオリンピックの100m走に出場したら、断トツに遅い。

でも、小学生の中で100mを走ったら、かなり早い方だと思う。

それと同じように、プログラムをほんのちょっと知ってるだけで、すげーって言ってくれるところを探す」

って言うスピーチの内容だったよ。

プクはなるほどなって思ったよ。

ちょっとプログラムができるだけですごいって思われる企業かー

プクはこの視点で進路を決めようって思ったんだ。

EC業界への就職

プクはインターネットで販売をしている会社はどうだろう。

そう思ったんだ。

そして、なんとなく気になった企業に応募したんだ。

結果この選択は大正解だったよ。

この会社に就職し、今でもここにいるんだ。

全く関係ない業界だったらきっとなんで「webデザイン」と「プログラム」を学んだのにウチを選んだのって聞かれたと思うんだ。

既に独学でプログラミングを学んで業務の効率化を計っている人がいたし、webデザインとの親和性も高いからそこについては全く問題なかったんだ。

問題があるとすればプクのフリーター期間が長くてほとんどキャリアがなかったことだよ。

でも職務経歴書にティッシュ配りの経験を書いたのが今の上司の目に留まったんだ。

おわりに

プクの公共職業訓練の話はここまでで終わりだよ。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

プクがIT業界を目指さなかった経緯をいろいろ書いてしまったけど、プクの公共職業訓練での経験をお伝えすることによってIT業界で働くイメージを持ってもらえればと思ってます。

特に障がい者雇用でIT業界へ進路を考えている人にはおすすめです。

これについては別の機会でお話しできたらと思います。




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