プクがネットワークビジネスを辞めた理由

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今日は気分転換にプクがネットワークビジネスを辞めた理由についてお話しするね。

ネットワークビジネスとはマルチ商法のことで、ネズミ講とか言われたりするよ。

コロナ禍で不安な日々が続くとこういう話が増えてくると思うよ。

プクがネットワークビジネスをはじめたときはリーマンショック後の不景気のときだったよ。

まさか自分がそんなものやる訳がないと思ってる方にこそ読んでほしいな。

プクもそう思ってたから。

マルチ商法ってきくとお金を稼ぐシステムに欠陥があるって思うかもしれないけれど、システムそのものは至って公平だよ。

詳しくは話さないけど、このシステムへの誤解が解けるところから、ハマっていってしまうんだ。

今日はプクが1年ネットワークビジネスをやってどのようなことが魅力的に感じ、そしてなにがきっかけで辞めたのかお話しするね。

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ネットワークビジネスで得られたもの


プクはネットワークビジネスで稼げるというところまでは行けなかったけど、1年やってこれは良かったと思えたことをお話しするね。

人前でプレゼンテーションする機会があった

30〜40人くらいの人数が入る会議室のようなところでセミナーがあったよ。

だいたい週に3回くらいで2時間くらいだったかな。

ほとんどの人が副業で仕事が終わってからセミナーに来ていたよ。

ボス1人とリーダー格な人が4〜5人くらいいてその人たちがビジネスについての話をするんだ。

最初はもちろん聞いてるだけなんだけど、そのうちちょっとした成功体験をみんなの前で話す機会がもらえたりするよ。

それとは別に5-6人くらいの小さいグループだけで勉強会をするようになって、そこでは1人ずつプレゼンテーションをするんだ。

人前で話すことは最初はうまくいかなかったけど、場をこなすうちに楽しいと思えるようになっていったんだ。

300人くらいの前で10分くらいのスピーチをする機会があったんだけど、あの時の興奮は今でも忘れられないいよ。

目標を自分で立てることができた

多くの営業の仕事の目標はノルマと呼ばれていたりして、嫌なものだと思う。

でもプクがやったネットワークビジネスは目標は自分で立てられたんだ。


プクは新規開拓営業とか家電量販店でひたすらお客さんに声をかける仕事をしたことがあるよ。

売り上げ目標みたいなものがあったけど、根性論で1件でも多く1とか人でも多く声をかけろって感じだったよ。


プクがやったネットワークビジネスではどれだけ稼ぎたいか自分で決めれれんだ。

そこから逆算して、何人のビジネスメンバーがいて、何人のユーザーがいてって構想を練るんだ。

そこからそのために何人に声かけをする必要があって、1日にすると何人になるみたいな。


ただ、根性論で営業をすんじゃなくて、目標のために行動するのが楽しかったんだ。

ネットワークビジネスを辞めた理由

最初はあやしいって思いながらも、知らず知らずのうちにはまっていったネットワークビジネス。

どういうことがきっかけでやめようと思ったかお話しするね。

人の人生に深く関わるのが怖くなった

プクのやっていたネットワークビジネスはサプリメントを扱ってたんだ。

プクは持病があるんだけど、大した根拠もなくサプリメントで治ったっていうことをプレゼンテーションしていたんだ。

そんなときに同じ病気の方に相談されたんだ。

このとき人の生死が関わるかもしれないことを安易な気持ちで勧めていいのだろうかって思ったんだ。


他にもね、プクのお母さんもビジネスメンバーになったんだ。

最初はこのビジネスに大反対してたんだけど、プクが頑張っている姿見て、一緒にやりたいって思ったみたい。

プクはフリーターでお金がなかったから、そんなにそのビジネスにお金は使えなかったけど(とは言っても月に3万くらいは使ってたけど)、

プクのお母さんはプクよりもそのビジネスにはまって何十万円もつぎ込んでいたんだ。

その姿を見てやめろっと思うし、言うんだけど、

ビジネスをやるグループではそれを誰も止めるどころか、もっとやるように促すんだ。


今後、ビジネスメンバーが増えたとしてもこんな環境では一緒にやりたくないし、

その人の人生を壊すようなことはしたくないなって思うようになったんだ。

価値観を強要された

プクがネットワークビジネスをやるときに魅力的だなって思ったのが、自分の価値観を大切できるってことだったよ。

でもね実際は、高級会社に乗るとか、ブランドの物を身に着けるとか、そう言うことを強要されるんだ。

あとは男はこうあるべき、女はこうあるべきとかもね。

今思えば、ボスの中のボスみたいな人がいてその人の価値観に過ぎなかったんだよね。


決定的だったのはプクはフジロックフェスティバルに行くっていう目標をビジネスの目標のご褒美として立ててたんだけど、

その日は、ボス中のボスが主催の、とある日本の伝説的バンドが参加するフェスの日だったんだ。

プクがフジロックに行くって言ったら直属のボスに「ビジネス的には間違っている」って言われたんだ。


フジロックフェスティバルにはプクが高校の時1番よく聞いたバンドが出る予定で、

ボス中のボスが主催するフェスの伝説的なバンドはプクが高校のときあまり好きじゃないバンドだったんだ。


そんなことかーって思うかもしれないけど、

価値観を大切にしたいからはじめたビジネスなのに、それが叶わないなら続ける意味はないよね。

おわりに

もし、信頼でき、尊敬できるメンバーに囲まれて、それぞれの価値観を大切にできる環境だったなら、ひょっとしたらまだ続けていたかもしれないね。

もしそういう環境のネットワークビジネスが今あったとしたら、どうするだろう。

たぶんやらないよ。

ネットワークビジネスで成功してる人は確かにいると思うよ。

でもね、それで成功してる人って他の道でも成功できると思うんだ。

あえてネットワークビジネスを選ばなくてもいいかなって今は思ってるよ。

ただ、価値観を大切にできる環境っていうのはこれから築いていきたいなって思ってる。

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