プクのうつの話①ー幼少期(愛情)

プクのうつの話

プクは6人家族だったんだ。

お父さんとお母さんとお姉ちゃんと
おじいちゃんとおばあちゃん。

お姉ちゃんが5才離れてて、
とっても可愛がってくれてたみたい。

家のアルバムには女の子の格好をしたプクと
ぬいぐるみで遊ぶプクの写真があるよ。

幼稚園の頃からプクは他の子よりも毛深いのをとっても嫌がってたんだ。
だから、それを隠すためにハイソックスばっかり履いてたんだ。

そんなプクにお父さんはお風呂場で
カミソリでハートのマークを作ってくれたんだ。

そのときは、そんなことをしても何にも嬉しくなかったけど、
今思えば、とっても愛情をかけてくれたんだなって思う。

プクが小さいときはいつもお母さんが
おじいちゃんとおばあちゃんと喧嘩して泣いていたんだ。
だから、プクも悲しい思いを毎日してた。

その印象が強いからか、
プクは愛情が足りない幼少期だった気がしてたけど、

きっとプクが忘れてるだけで、
いっぱい愛情を注がれていたんじゃないかな。



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