2025.4.「統合失調症カフェ」を開設します

統合失調症カフェ 日々の記録

プクは統合失調症のプカと出会って10年以上。

これまで、いろんな辛い経験を2人で乗り越えてきたよ。

これまでで一番辛かったことは、

プカが入院を考えるほど、症状が悪化した時。

4〜5人の男の人に取り囲まれて、

注射を打たれて、隔離室に連れてかれた。

そこに感情はなく、淡々と。

「本当にこれでいいんだろうか?」

「人として扱われているのだろうか?」

理屈じゃない感情が湧き上がって、

入院を拒否したこともあったよ。

その時は会社を辞めて

プカとの時間を大切にする生活を選んだんだ。

もちろん入院することが悪いこと、

なんてことが言いたいわけではないよ。

その後にプカは入院を経験して

回復したんだ。

今、プカは就労移行支援に通って、

ITの勉強をしているんだよ。

プクもね、転職して

安定した生活を送り続けていたんだ。

でもね、

プクは7年間務めた会社を辞めることにしたよ。

「統合失調症でも生きやすい世の中」

にしたいからなんだ。

それはね、

100人に1人っていう割には

全然、社会で知られていないって感じるし、

ケアラーである、家族への理解もないって感じてるよ。

社会での居場所がないから、

入院せざるを得ない状況がそこにはあるんだ。

そして、

ドキュメンタリー映画を作っている人の話を聞いて、

プクが思っている以上に精神科病棟での

身体拘束や隔離は日常に溢れていると感じてるんだ。

「統合失調症は才能」、「障害は個性」

ってことに抵抗を感じる人がいるかも知れない。

でも少なくとも大切にされる社会であってほしい。

だから,プクは目標を立てたんだ。

2025年4月に「統合失調症カフェ」を開設するって。

統合失調症の当事者同士の交流の場所

っていうのはもちろんだけど、

地域の方と一緒になれる場所にするつもり。

社会での認知度を上げて

社会で理解されるようになって、

大切な存在として扱われるようにする。

そんな目標を立てたんだ。

プクがそんなことをしなくても、

社会は変わっていくよ。

ただ、プクはこう思うんだ。

社会が変わるのを待つんじゃなくて、

変える側にいた方が人生は充実する

って。

これは「プクの夢」にも関係があるんだ。

このブログを読んでくれるている皆さんにとっても

希望に満ちた世界だと嬉しいな



コメント

  1. こんにちは、Twitterからやってきました。
    統合失調症カフェ、開店したら行ってみたいです。
    統合失調症の当事者やそうでない方にとっても、居心地いい場所になったらいいですね。

    • ふっこさん

      いつもありがとうございます。

      そうなんです。皆さんにとって居心地にいいところだといいなって思ってます。

      ぜひぜひ来てください。一緒にバーベキューもできたら嬉しいです!!