豊橋はとてもいいところだったよ。
適度に都会だし、
ちょっと車を使えば、
海にも山にも行けるしね。
毎日が新鮮な気持ちで
プクも仕事を開始したよ。
プクはとにかく仕事に必死だったよ。
プカは専業主婦でプクを
フォローしてくれたんだ。
研修期間を経て
プクは新店舗に配属することになったんだ。
これがきっかけでプカは再発することになるよ。
新店舗はすっごく大変で
朝早くから夜遅くまで、
休みもほとんどなかったんだ。
プカにかまうことができなくて、
プカの症状が悪くなっていっていることに
気づいたけど、
もう疲れてどうすることもできなかったんだ。
家に帰ると、プカがずっと叫んでいたよ。
でも、疲れていたから、そのまま寝たんだ。
朝起きたら、まだ、プカがずっと叫んでいたよ。
それでも、そんなプカを見て
見ぬふりをして仕事に出かけたんだ。
そんなある日、
いつも通り家に帰るとき
エレベータに乗っていると、
世界がうねっている感じがしたんだ。
エレベータが開くと
別の世界が待ってるんじゃないか
そう感じたんだ。
もちろんそんなことはなくて、
現実が待っていたよ。
でも、家の前に警察がいたんだ。
プカがご近所に迷惑をかけて
通報されたんだ。
プカのただならぬ様子に
警察の人もどうすることもできなくて
プクが帰ってくるのを待っていたんだ。
またしても、プカは再発してしまったんだ。
過去にないくらい酷い状態だったよ。
プクはこんな風になっているのに
何にもしてないのは、
社会的責任を負っていない
って警察に言われたよ。
保健所にすぐに相談するように
プクは言われたんだ。
プカがこんなふうになったしまったのは、
プクがプカのことをかまってあげられなかったから、
そう思ってたんだ。
でも、プクはプカに
専業主婦でいることを強要してしまったんだ。
プカが社会とつながるきっかけを
奪ってしまったことがよくなかった
そう思ってるよ。
再発が心配で何もチャレンジしないことを
強要してしまうのは
自立心をなくしてしまうよ。
プクがいなくても大丈夫って思って
接することが大切だって今は思ってる。
もちろん何か困ったときに
フォローしてあげられるように
いつも関心を持ってることも
同じくらい大切だよ。
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