SDGsを身近に感じるために

Nたま18期生

【オンライン開催】留学生と語るSDGs ~水と健康から学び考えよう~ という会に参加しました。

エチオピアからの留学生の方からの生の声を聞くことができました。

・遠い国の話を聞いてもピンとこない。

・世界で起こっていることが身近に感じられない。

プクは実際にそのように感じていました。

それでも1時間という短い時間でしたが、エチオピアの話を聞けて思いを巡らすきっかけになりました。

皆様にとっても世界の課題を身近に感じるきっかけとなればと思います。

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エチオピアとSDGsの話

目標3:すべての人に健康と福祉を

SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に関連するエチオピアの話が聞けました。

妊産婦の死亡率

妊産婦の死亡率の高さについての話がありました。

医療機関がないために妊産婦の死亡率が高いという話です。

2000年以降政府主導で死亡率は半分になりましたが、それでもまだ高い数字のままです。

伝染病について

エイズや結核やマラリアなどの伝染病についてです。

エチオピアでは2020年までに新たなHIV感染の50%削減を目指してきました。

政府主導で行われています。

安全な水とトイレを世界中に

SDGsの目標6「安全な水とトイレを世界中」に関連するエチオピアの話も聞けました。

エチオピアではわずか13%の人しか安全な飲料水が手に入らないという話です。

手が洗えなく、トイレもありません。

小川の水を使って、飲料にしたり、洗濯をしたり、水浴びをしています。

留学生からのメッセージ

健康について

健康は全ての人に平等に与えられべきというメッセージがありました。

人種や信条、国などのことによって差別されるべきではない。

文言としてこれまで何度も見かけたことがありました。

でも、エチオピアからの留学生に直接語り掛けられると特別な言葉に感じ心に響きました。

安全な水について

エチオピアからの留学生はこんなことも、語りかけました。

朝、歯を磨いて口をゆすいだら、爽やかにな気持ちになりませんか?

帰ってきてお風呂に入ったら、疲れが取れませんか?

「水が使えない」状況を想像することはやはり体験してみないとわからないことが多いです。

でも、このように語りかけられると水が使えないことの大変さが身に染みてわかりました。

日本はまだまだ豊か

他の参加者の意見からも日本は豊かということを改めて知りました。

水道をひねって飲める水が出てくるのはどれだけありがたいことか。

もちろん国内には格差が広がり、相対的貧困の問題があるということにも目を向けなければなりません。

それでも、恵まれていることに着目することで心豊かに過ごせるようになるのではと思います。

日本はかつてほど豊かでなく、これからはアフリカの時代が来る!

という話を聞いたことがあります。

その辺りの話を質問してみました。

確かによくなっていて変わっている面もあるということでした。

しかし街に住む人が恩恵を受けてそれ以外の人々にはまだまだ及んでいないとのことです。

戦争の話もありました。

日本に住んでいる状態では想像のできない苦労がまだまだあるということがわかりました。

できることは何か

何かできることはないか?

という議題がありました。

何ができるかプクには想像もつきませんでした。

政府主導で改善されているという面もあります。

そして、今回主催の非政府組織(NGO)のHOPEも支援を行っています。

・Self-Reliance→自立

・Ownnership→所有

を大切に活動しています。

つまり、現地の人たちの力で自分たちに必要なものを作り上げるということです。

この活動を通して遠いところまで行かないと手に入らなかった安全な水を供給しています。

プクはできることとしてHOPEのインスタをフォローしました。

これからも今日感じたことを心に刻むために情報をチェックしていきたいです。

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