プクがサッカー部を辞めて、
家に帰ってひたすら音楽を聴いてた頃、
テストでいい成績だったのに、
評価してもらえなかった頃、
プクは気づいたら友達がいなくなっていたよ。
誰とも話さないでいられることができるかなって
試したことがあったんだ。
そうしたら、本当に誰とも喋らなかったんだ。
家の近所の仲良しだったはずのみんなとも
仲が悪くなっていたんだ。
このままじゃまずいって思って、
プクはできるだけ、1つ1つの挨拶を丁寧にしたんだ。
「おはよう」とか「ありがとう」とか。
そしたら、中学2年生の途中から
仲良くなった友達ができたんだ。
塾も一緒だったから、
塾が終わってから夜遅くまで2人で
自動販売機を灯りにして話してたよ。
一緒に買い物も行ったんだ。
ファッションもいろいろ教えてくれたよ。
プクは中学生の時、サッカーで挫折したり、
勉強を頑張っても認められなかったりで、
心が歪んでるときもあったけど、
その友達のおかげで、
なんとかやっていけたのかなって今は思ってるよ。
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