Nたま18期生として、『NGOはなぜあるのか〜役割、歴史、「N」の意義〜』を受講しました。
本日は、
・受講内容
・良かった点
・疑問に思った点
・統合失調症の課題における「Nたま」での5つのミッション
ということをお伝えします。
・NGOって何?
・統合失調症とどう関係あるの?
という方にNGOに興味を持ってもらえる内容にします。
統合失調症の課題に向き合っているプクがこの半年間で取り組む上でのミッションについてお話しするので、最後まで見てくれると嬉しいです。
講義の内容:GOとNGO
講義の主な内容はGO=政府組織と、NGO=非政府組織の違いからNGOとは何かということが浮かび上がってくるというものでした。
この講座は単に学ぶだけでなく研修生が参加しながら考えるというものです。
以下に出てくるものは正解ではなく、研修生の意見から導かれたものをプクがまとめました。
GO(政府組織) | NGO(非政府組織) | |
目的 | 国益 | 個人の想い |
対象 | 国民 | 不特定の人々 対象を限定できる |
政策決定のプロセス | トップダウン | 人間味があふれる |
目的
GOの目的が国益であることに対して、NGOの目的は個人の想いが反映できます。
つまり、GOは国にとって利益があるということを行うのに対して、NGOはより近いコミュニティで活動できます。
対象
GOの対象が国民であることに対し、NGOは不特定の人々、対象を限定することができます。
つまり、GOはより多くの「国籍」を持った人が対象であるのに対し、NGOは少数の人や地域を対象にしたり、外国籍の人も対象に活動ができます。
政策決定のプロセス
GOの政策決定のプロセスがトップダウンであるのに対し、NGOは人間味が溢れるものです。
つまり、GOは法整備をなどの枠組みを整えて活動するのに対し、NGOは企画書を作成したらすぐに活動できます。
良かった点
アイデンティティが明確になった
この講座を受けて良かったと思えた1番の点は自分のアイデンティティを確認できたことです。
プカが統合失調症を発症し、周囲からは「入院させることが社会的責任」、「入院することが本人にとっていいこと」と言われました。
しかし、その時「本当にそうなのか?」という疑問が湧きました。
この疑問が爆発、理屈ではない感情が押し寄せたとき、プクはプカを入院させないという決断をしたことがあります。
「誰の側に立って誰とともに歩むのか」それが明確になりました。
記事:入院しないということ
記事:プクとプカの統合失調症の話2 第8話「社会的責任」、第9話「認知してもらうこと」
「インフルエンサーになる」という目標に確信を持てた
NGOの活動は時代とともに変化していて、これまではGO=世界、NGO=地域という概念がSNSの普及によって変わりつつあります。
地域で活動したことをSNSを通じて世界に発信することができる時代になりつつあるということです。
プクはこの半年間の研修で「インフルエンサーになる」という目標を立てました。※詳しくはこちら
その目標の設定がズレたものではなかったということを確認できたことができました。
疑問に思った点
講師の方はこの講座は不完全で、だからこそ1人1人が引き続き考え続けることができるとおっしゃいました。
これからの半年間だけでなく、自分の人生や生き方にかかわる重要な講義でしたが、あえて、疑問に残った点もお伝えさせていただきます。
企業との比較も重要ではないか
GO=政府組織とNGO=非政府組織との比較がほとんどで、一般企業とNGOの比較は取り上げられませんでした。
NPO=非営利組織とNGO=非政府組織の違いは不明確です。
それであるならば、利益を追求する一般企業とNGOの違いという視点ももっと掘り下げて欲しかったです。
特に昨今SDGsに取り組む企業が増えています。
個人、企業、NPO・NGOが協力して、持続可能な世界にすることが必要であるならば、NGOの立場から一般企業に歩み寄ることも必要だと考えます。
統合失調症の課題における「Nたま」での5つのミッション
最後にこれから半年間続く、プクの「Nたま」でのミッションを決めましたので、引き続き応援してくれると嬉しいです。
詳しくは研修の進捗とともにお伝えさせていただきます。
- 統合失調症の当事者の立場に立って「身体拘束問題」をなくす
- 「国内フェアトレード」の中に障がい者の就労の課題を取り上げる
- 統合失調症の課題が「教育」によって解決できるという視点を持つ
- 国内外のあらゆる課題を「自分ごと」として捉えて、情報を発信する。
- 国内に統合失調症の課題があることを、NGO関係者に発信する。
統合失調症の当事者の立場に立って「身体拘束問題」をなくす
こちらに関しては「精神科特例を撤廃しよう」に賛同します。
「国内フェアトレード」の中に障がい者の就労の課題を取り上げる
統合失調症の課題が「教育」によって解決できるという視点を持つ
こちらに関しましては「義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい」に賛同します。
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