こんにちはプク(@pukulifestyle)です。
本日は世界の飢餓についてお話をします。
プクの友達のカバです。
ねーねー最近、フェアトレードとか子ども食堂とかブログの趣旨からずれてきてない?
このブログはプクが統合失調症のプカと寄り添った10年以上の月日を記録したものだよね。
そう、このブログはプクとプカとの記録だよ。
プクがよき支援者でいるように
支援する家族に教えたくなるように
統合失調症でも生きやすい世の中になるように
ブログを書いているよ。
だよね。
だからずれてるって言ったんだ。
でもきっとプクは「統合失調症でも生きやすい世の中にするために」
っていうところと繋げようとしてるんじゃないかな。
ありがとうプカ。
その通りなんだ。
感覚的には繋がってるけど、実際にどう繋がっているかは実はプクもわかってないんだ。
世界の飢餓を考えることは、その空いたピースを埋めることになるって感じてるよ。
ブログの最後にどんなふうに繋がっていくか書くからぜひ最後まで見てほしいな。
なぜ世界の飢餓を自分ごととして捉えられないか
プクはNたま18期生として「飢餓を生み出すカラクリ〜自由貿易と南北格差〜」の講義に参加しました。
プクは世界の飢餓の問題を自分ごととして捉えられていませんでした。
今回の講義ではなぜ自分こととして捉えらえないのか、そして自分ごととして捉えるにはどうしたらいいか?
そういう気持ちで講義を受けました。
ここでは「なぜ世界の飢餓が自分ごととして捉えらえれないのか」ということについてお話しします。
※「先進国」「途上国」という言葉に違和感を感じる方もいらっしゃると思いますが、便宜上そのように表現させていただきます。
世界の飢餓を引き起こす原因3つ
講義の序盤で「なぜ世界で飢餓が起こるのか」グループワークを行いました。
改めて考えてみるとプクには全く見当がこの時点でつきませんでした。
原因がわかっていないから自分ごととして捉えらえれないのは当たり前ですよね。
講義の内容は国際情勢を含めた難しいものでした。
全てを理解することはプクにはできませんでしたが、ざっくりとプクが理解できたことをお伝えさせていただきます。
作物が育てられない
飢餓の地域ではそもそもの食料を作ることができないということがあります。
・干ばつや気候の変化によって作物を作ることができない
・内戦・紛争によって作物を作ることができない
などがあります。
これはその国の問題というわけではありません。
気候変動を起こした原因は先進国の環境破壊に原因があります。
また内戦であったとしても大国がバックについていて代理戦争という面もあるからです。
つまり、先進国の都合で途上国に犠牲が出ているってことだよね。
でも、今回の講義でハッとしたのは日本もその流れの犠牲者っていう面もあるということだよ。
アメリカの都合で日本の小麦の生産量が減ったという話もあったよ。
大きな世界の流れの中で、どこかで犠牲を出してしまっているかもしれない、そして犠牲者になってしまっているかもしれないという視点は大切だって感じたよ。
地主制度
作物が作られたとしても、地主に取られてしまうということがあります。
この地主制度は70年ほど前まで日本にも存在していました。
講師をしてくださった方は岐阜県の垂井町で活動されている方です。
なぜ垂井町かというと日本で地主制度をなくし、農地解放を行った人物が垂井町の人だからだそうです。
70年前、日本はフィリピンより経済的に発展しているわけではありませんでした。
しかし、フィリピンの成長以上に日本が経済大国になれたのは地主制度を撤廃できたことが大きいという話でした。
プクはこの話を聞いて制度で大きく変わることはあるって感じたよ。
日本でも一歩間違えれば飢餓が起こっていた可能性があるってことだよね。
政治なんてどこがやっても同じなんてプクは思っていたけど、どんな制度で進めていくのかこれからは着目したいな。
新自由主義
新自由主義とは経済活動には政府は介入しないほうがいいという考え方です。
1980年くらいにイギリスではサッチャーが、アメリカではレーガンによって推し進められ冷静の終結によってより加速しました。
日本でもこの考えによって
国鉄→JR
専売公社→JT
電電公社→NTT
になり、それくらい影響を与えた世界的な流れです。
ところが、この新自由主義には大きな問題があります。
より、お金を持っているところにモノが集まるということです。
高く買ってくれるところに売りたいって考えるのは当然といえば当然かもしれません。
しかし、この流れによって途上国で取れた作物がよりお金を持っている先進国に買われてしまいます。
そして、現地で食べる作物がなくなってしまうということです。
プクが最近よく記事で書いてる、フェアトレードはまさにここに関しての活動だよね。
先進国優位で貿易が進むんじゃなくて、現地の人の生活も考えようってことだね。
そしてこのフェアトレードこそプクが「統合失調症でも生きやすい世の中」の鍵になると思うんだ。
詳しくは後半でお話しするね
世界の飢餓を自分ごととするために
ここまで世界の飢餓の原因を考えてきました。
では、どうやったら自分ごととして考えられるかと言う話をここではします。
SDGs
食べられるけど捨ててしまう食材のことを食品ロスといいます。
そして日本の食品ロスは621万トンです。
WFP(国連世界食糧計画)が飢餓に苦しむ人へ向けた食料援助量が320万トンです。
いかに日本の食品ロスが多いかがわかります。
日本の食品ロスを国内で解決できたとして、それが世界の飢餓の解決につながるだろうか?
プクには、そういう疑問がありました。
講義の後にグループ演習があったのですが、国内の食品ロス問題に取り組むことがきっかけで世界の飢餓の問題に知ることができるという話がありました。
今、教育でSDGsを教えており、特に若い世代は食品ロス問題についても意識が高いです。
そしてプクはここでパートナーシップによって解決できるのではと考えています。
SDGsの17番目の目標に「パートナーシップで目標を達成しよう」というものがあります。
これは国・地方自治体や企業などの民間団体、NPO・NGO、そして個人が協力してSDGsの目標を達成しようということです。
そしてSDGsの目標2は「飢餓を0に」です。
私たちが食品ロス問題を通じて意識が高くなれば、国や民間企業が動きます。
プクは政治のことは詳しくないので具体的には言えませんが、民意が政策に反映されると考えています。
また、民間企業に関しては利益活動のためにあると考えている人もいるかもしれません。
しかし、企業が利益と同時に見ているのは消費者です。
消費者が意識を変えれば企業の取り組みも変わります。
国内の各個人が食べ残しをしない、食品を無駄にしないなどの少しの意識を持つようになるだけで、世界の飢餓の状況を変えられるということです。
プクは世界の飢餓なんてとても解決できそうにないなんて思ってたよ。
でも、できることからちょっとずつやろうってみんなが思うことで大きな力になっていくんだね。
食料自給率
日本の食料自給率は1960年以前は75%を超えていたのに、現在は38%です。
これはこの記事の前半部分で述べた「世界の情勢」によってもたらされたのでないかと思います。
自動車やコンピュータを海外に輸出して日本は経済大国になることができました。
その反面、世界から安いものが流入したことによって食料自給率は下がっていきました。
そして、この現地で取れたものがお金を持っている国へ流れるという図式が飢餓を産んでいます。
現地の人に適正な賃金を払って人権を守ろうというのがフェアトレード です。
さらに、プクは今回の講義で金銭的に豊かでなくても現地で取れたものは現地で消費されれば飢餓は無くなるのでないかと考えるようになりました。
話は少し変わりますが、食材の値上げが続いていることを感じませんでしょうか。
プクはつい最近までカゴいっぱいで3000円台という感覚でスーパーで買いものをしてきましたが、4000円を超える日が多くなりました。
ここにはいろいろな要素があると思いますが、中国の発展によって日本が食材を買い負けているということもあると思います。
今後この勢いはさらに増すかもしれません。
海外からの食品に頼らず、食料自給率を上げることは日本にとって必要なのではないかと考えています。
世界の飢餓を考えることと国内の食料自給率が密接に関係してるんだね。
日本はすでにかつてほど豊かではないよ。
強い日本を取り戻そうってやることが正しいかもしれない。
でも、強くないということを認めて国内に目を向けるべき時期なのかもしれない。
プクたちは今時代の過渡期にいるんだと思うよ。
垂井町のイベント
今回講師を務めてくださった方は岐阜県の垂井町で活動されている方です。
そして
・フェアトレード
・地産地消
をテーマにしたイベントが開催されます。
今回の講義は「世界の飢餓」がテーマでしたので、「地産地消」については詳しくはやっていません。
しかしやはり密接に関わってくるものだとプクは感じています。
そして世界の課題に目を向けることと国内の課題に目を向けることは同時並行で必要です。
そして国内の課題の中に「統合失調症でも生きやすい世の中にする」というプクのブログを書く目的にも繋がります。
この辺りについてはまた別の記事でお話しできたらと思っています。
長文になってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
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