地球環境に優しかったり、途上国で作られた個性的な商品がいたる所で見られるようになりました。
イオンでサステナブル(持続可能)な商品を扱う空間を先日発見しました。
また、家の近くにあるデパートでもフェアトレードの店が連なる場所があります。
しかし、どこも素敵な空間で胸が高鳴りますが、値札を見てガッカリと肩を落とすことが多いです。
値段が高く手がつけられないことが多いのです。
プク(@pukulifestyle)は社会課題を解決する力をつけるためにNたまの研修生をしています。
これまでは漠然と社会のためにいいことがしたいとは思っていましたが、何も行動できませんでした。
このNたまに入って半年間でどのようにプクの行動が変わってきたかお伝えします。
社会の役に立つことがしたいと思っている方が、継続的にできることを見つけるきっかけになれば嬉しいです。
フェアトレードの本質とは
フェアトレードとは先進国優位の取引をするのではなく、途上国の労働者の人権や環境を考えるということです。
プクは日本にいてフェアトレードできることは商品を「買う」ことだと思っていました。
しかし、フェアトレードの本質は「知る」ことだと今は思っています。
見てない、知らないだけで知れば変わる
なごや環境大学の「ネパールでフェアトレードコーヒーを作る」という講義に参加しました。
ファーマーズパッションの池島さんのお話が聞けました。
池島さんが取り組んだことは2008年現地の仲間とネパールでコーヒー農園を始めたことです。
今ではフェアトレードと知られる池島さんのコーヒーですが、始めた当初はそんなことは考えてなかったそうです。
バックパッカーをしていて遊びで海外に行くより仕事をした方が楽しいんじゃないか。
と思うようになり、アジアで唯一行ったことがなかったネパールを選んだということだそうです。
現地の人たちとの距離が近くなって、ただただ困っていることをなんとかしようとしただけ。
ということです。
例えば
・靴を履いてない人がいたら、「靴はこうか」
・食べるものがなかったら、「食べようか」
・学校に行けない子どもがいたら「行こうか」
と、当たり前のことを必然的にやっていっただけということです。
コーヒー農園もその延長線上で池島さん自身も生活を工面しながら取り組んでいきました。
そして後から、「あなたのやっていることはフェアトレードだよ」と池島さんの活動を見た人に教えられたそうです。
日本にいるとフェアトレードは「商品を買う」ことが貢献できることと思うかも知れません。
しかし、本質は知ることで、知れば必然的に行動が変わるということだとプクは思いました。
プクのフェアトレードを取り入れたライフスタイル
プクは裕福ではありません。
だから、フェアトレード商品を買いたくても買えないことが多いです。
それでも自分のできる範囲でフェアトレードを取り入れていきたいと思っています。
Nたまの研修生としてプクが変えた行動3つを紹介させていただきます。
フェアトレードコーヒーを飲む
プクは毎朝、自分でコーヒー豆を挽いてハンドドリップでコーヒーを飲んでいます。
そのコーヒー豆をフェアトレードのものに変えました。
朝、コンビニでコーヒーを飲まれる方や、缶コーヒーを飲む方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自分でコーヒーを淹れるのは手間がかかりますが、経済的にはとてもお得です。
プクはコーヒーを淹れることを毎朝のルーティーンにしてコーヒーの香りでホッと落ち着きます。
もし、コーヒーを飲む習慣がある方はフェアトレードのコーヒーを飲むことは続けやすいので、ぜひお試しください。
フェアトレードバナナを食べる
スーパーに並んでいるバナナは他の果物に比べてとても安いと思いませんか。
かつての日本でバナナは高級品だったのにも関わらず、何十年も値段が変わっていません。
その背景には低賃金で働く現地の人がいます。
また、耕地栽培バナナというちょっと高めなバナナもありましが、実は農薬の被害が甚大なバナナなのです。
そのことを知ってからプクはフェアトレードのバナナを買うようになりました。
まだないスーパーもありますが、その時は有機のバナナを買うようにしています。
詳しくはこちらの記事を見てくださると嬉しいです。
プレゼントに買う
普段はなかなか買えなくてもプレゼントでいいものを渡したいとき、プクはフェアトレード商品を選ぶようにしています。
フェアトレード商品を扱う店で話を聞くのが面白いです。
商品1つ1つにストーリーがあります。
そしてプレゼントを渡すときにこの商品にどんなストーリーがあるか話すのです。
そうしたら、その人も興味を持ってくれるかも知れません。
おわりに:楽しんで取り組む
このようにフェアトレードを知ることによって行動が変わるという話をしました。
楽しんで取り組むことが、長続きします。
それに楽しいからこそ他の人にも伝わると思っています。
一緒にフェアトレードを知ってできる範囲で楽しく取り組んで行けたら嬉しいです。
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