今日はプカが通っているIMRプログラムのテキストから「精神疾患を引き起こすものー生物学的な素因」についてお話するね。
よろしくお願いしまーす。
前回のおさらいをすると、「ストレスー脆弱性モデル」っていうのがあって、
精神疾患には生物学的な素因が存在していて、ストレスによって悪化するってことだったよ。
プカの統合失調症が発症した経緯を確認できて、プカが良くなってることもお話したね。
今日は「生物学的な素因」についてさらに深掘りしていくね。
ストレスが精神疾患を引き起こすきっかけになるけど、精神疾患になりやすい体質の人もいるんだ。
どんな体質だと精神疾患になりやすいのかっていうことについて、神経伝達物質と遺伝についてお話するね。
プクとプカが今までの経験から、どんな人がなりやすいのかさらに深掘りしてお話するよ。
精神疾患に悩んでる方が原因を突き止めて対応できるきっかけになると嬉しいな
生物学的な素因
生物学的な素因は、特定の病気になりやすい傾向のことをいいます。
たとえば、喘息になりやすい人もいるし、高血圧や糖尿病になりやすい人もいます。同じように、統合失調症、躁うつ病、うつ病などの精神疾患になりやすい人がいると考えられています。
精神疾患はこころの病って思ってたけど、そうじゃなくてそういう体質も関係あるのかな?
プカは心当たりある?
考え方の傾向が関係あると思ったけど・・・
うん。そうだよね。プクもそう思ってた。
ただね、今回お話したいのは体質のことなんだ。
具体的に見ていくね。
神経伝達物質
脳内の神経伝達物質が崩れることにより、精神疾患が現れると考えられています。
どういう状態だと脳内の神経伝達物質が崩れると思う?
極端な過集中とか睡眠不足だとそうなるかもね。
統合失調症を発症した時はどれくらい寝れなかった?
1週間以上寝れない時もあったよ。
それは脳に影響ありそうだね。
過集中で脳に影響が起こるっていうのはどういうこと?
ずっと集中しながら音楽聴いてたよ。
集中しすぎると脳に影響ありそうじゃない?
そっか、そういうことね。
あと、プクは肝臓に持病があるんだけど治療を受ける前に、ストレスチェックみたいなテストをやったよ。
肝臓の病気と精神疾患に因果関係があると言われてるって書いてあったよ。
プクはうつ病になったことがあったね。
肝臓の病気の倦怠感が関係あるのかな?
わからないけど、職場にも肝臓が悪い人がいるんだけど、
肝臓に栄養が偏って脳に栄養が届かないことがあるのかもねって話をしたことがあるよ。
遺伝
家族や親戚にその病気にかかったことがある人がいると、病気になる確率は高くなります。
しかし、精神障害を持つ人の多くには、精神疾患を経験したことのある家族がいません。遺伝とは関係のない要因も精神疾患に関係していると考えられています。
これって結局、精神疾患に遺伝は関係あるって言ってるの?ないって言ってるの?
関係はあるけど、すべてではないってことかな。
これに関してはhoshuさんの記事がわかりやすいね。
まとめと次回の予告
発症のきっかけはストレスだったりするけど、それ以前に体質的な問題もあるよね。
なりやすいってわかってるだけで対応ができるといいね。
お医者さんからは陰性症状でいっぱい寝ると脳が回復するって言ってたよ。
精神疾患になりやすい人は休息が十分に必要だってことだよね。
うん。
次回は、「精神疾患を引き起こすものーストレス」についてお話するね。
また今度ねー!バイバイ!
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