統合失調症のプカと出会ってうつにならなくなった話

社会の中の支え、サポートづくり

プクはプカと出会う前は何度もうつを再発していました。

うつにならなくなったのはプカとの出会いが大きいって思ってます。

プカを救うことがプクの使命って思ってたんだ。

それがよかったのかもしれない。

あんまり感情的に接することはよくなかったかなーって思うこともあるよ。

でもね、献身的に毎日車で1時間くらいプカの家に通って励ましていた日々があったから、今のプクとプカの絆があるんだ。



科学的根拠に基づいた精神疾患のリカバリープログラムのIMRのテキストにはこうやって書いてあるよ。

人とのつながりを深めるには、多くの人にとって大切なことです。

お互いに、相手の考えや気持ち、幸せを気づかう関係は、最も価値があり、つながりの深い関係と言えます。

IMR配布資料(ルーテル学院大学版)

今日はIMRのテキストに沿って、どうやってプクとプカが心を開いてつながりを深めていったかお話しするね。

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前向きに感じていることを表現し、いいところを褒める

テキストにはこう書いてあるよ。

相手についてどのようにいいと感じているのかを伝えると、よりつながりが深まります。

好意を言葉で表現し、伝える方法もあります。

また相手をほめる方法もあります。

たとえば、相手が身につけているもの、性格や行動などを具体的にほめることなどです

IMR配布資料(ルーテル学院大学版)

プクがプカに惹かれたのは行動力だったんだ。

プカは歌手になるっていう夢を追いかけて、仕事を辞めて、レッスンを受けて、東京に4年間いたんだ。

ほめようって思ったっていうより、心からすごいなーって思ったし、素直にその気持ちを伝えたよ。

つまり好意をダイレクトに伝えてたんだ。

相手のことをたずねる

またテキストに書かれてることを紹介するね

人とのつながりを深めるためには、相手の考えや気持ちをより理解しようとする必要があります。

考えや気持ちをたずね、相手をもっと知り、理解したいと思っていることを示しましょう。

IMR配布資料(ルーテル学院大学版)

プクがプカのことをもっと知りたいって思ったのが伝わったのか、プカはいろいろ教えてくれんたんだ。

どんな思いで、東京で活動していたかとか、そしてそこでいっぱい傷ついたことも。

この頃のプカの経験を聞いてプクは全てを受け入れようって思ったんだ。

出会ったばかりで荷が重かったよ。

プカが統合失調症ってことは後にわかるんだけど、もうこの時から酷く傷ついていたんだ。

プクが受け入れてプカを救おうって思ってたんだ。

相手に自分のことを伝える

こちらもまずはテキストに書かれていることを紹介するね。

自分のことを少しずつ話すことによって、相手とのつながりが少しずつ深まります。

自分の考えや気持ち、好きなことや過去の経験について相手に話してもいいでしょう。

IMR配布資料(ルーテル学院大学版)

プクも夢を持っていたけど、全く行動できなかったことを話したよ。

やりたいことを何もやらせてくれなかった家庭環境とかもね。

こんなに心を開いたのは生まれてはじめてだよ。

プカを救いたいって気持ちだったけど、確かにそれでプクも救われてたんだ。

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