精神疾患を持つもの同士がパートナーになることについてー自然体と共依存

社会の中の支え、サポートづくり

ここまで、「社会の中の支え、サポートづくり」のカテゴリーでは、

新しい出会いの作り方、関係を深くする方法をお伝えしてきました。

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プクがうつにならなくなったのは統合失調症のプカとの出会いが大きいということもお話ししたね。

今日はプクとプカのような精神疾患を持つもの同士がパートナーになることについてのお話しだよ。

体験したいい面と悪い面にについてお伝えさせていただきます。


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いい面ー自然体でいられる

プクがプカと出会ったときは、プクは大きなうつの症状はなかったよ。

でも、また再発するかもしれないなって不安感はずっとあったんだ。

プカはね、もうそのときにはすでに統合失調症の症状があったんだ。

プクのうつの経験があったからこそプカを助けたいって思えたことが大きいと思う。

それにね

プクがうつだったってことが言えたこともよかったと思う。

やっぱり甘えなんじゃないかとか理解されないことが多かったからさ。

自分の心の中を自然体で打ち明けられることがいい面だと思うよ。

悪い面ー共依存

プクはプカを救うこと使命だって思ってたんだ。

それ自体は悪くないと思ってて、プクとプカの絆の深さは、献身的に身を捧げた期間があったからだと思ってるよ。

でもね、プカのことがわかるのはプクしかいないって思うようになってたんだ。

だから、誰かに頼ることもせず、お互いに身を削るような時もあったんだ。

それにね、この考え方には大きな問題があるんだ。

プクしかいないって接することはプカがプクを依存するようになるだけじゃなくて、

いつの間にかプカの症状にプクが依存してしまうようになってしまうんだ。

もちろん頭では良くなって欲しいって思ってても

つい症状を悪化させるような言動をしてしまうんだ。

共依存からの脱却

今はできるだけ、プクがいなくてもプカは大丈夫だって思うようにしてるよ。

でも、やっぱり口うるさくなっちゃう時もいまだにあるし、気を付けなきゃなって思ってる。

プカに自立して欲しいって心の底から思えるようになったのはここ最近のことなんだ。

プカが入院して、やりがいを感じていた仕事もできなくなって、プカの陰性症状が1年以上続いて、八方塞がりのように感じていたときがあったんだ。

そのときの現状を打破しようと心を何がなんでも開こうって思うようになったことが、共依存からの脱却につながったんだ。

よかったら過去記事見てね。

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