第7話:プログラミング(JAVA)

プクの公共職業訓練の話

プクはwebデザイナーになろうと思って職業訓練に通ったよ。

でも、途中からプログラマーの方がいいかもしれないなって思うようになったんだ。

PHPっていうプログラム言語が楽しかったからプクはプログラマーは向いてるかもしれないって思ってたんだよ。

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JAVA

そして次の講義はJAVAっていう言語だよ。

求人でもこの言語を使える人が採用されやすいんだって。

アプリを作る時によく使われる言語みたいなんだ。

プクはこう思ってたんだ。

アプリなんて今どきだな。それに楽しそうだな。

ってね。

でも、この言語は激ムズだったんだ。

概念自体が今まで習ってきたものとは別物って感じたよ。

プクは焦ったよ。

朝早くからも、講義が終わってからも自習したし、やるだけのことはやったよ。

でも出だしのところから理解ができなくて全くついていけなかったんだ。

これはプクだけではなかったよ。

多くの人がついていけなかったよ。

プクはプログラムはできる方って思ってたけど、同じ未経験でもくらいついている人はいたんだ。

その時に圧倒的な力の差を感じてしまったんだ。

挫折

ある時講師の人からこんなことを言われたよ。

「プクさんは基本的なことはできますけど・・・」

ちょっとそれ以上は言いにくそうだったから、どういうことが言いたかったのか知るために、プログラム初心者でもできる人と話してみたんだ。

そうしたら、テキストだけじゃなくて、ネットで自分で調べて解決方法を貪欲に試していたことに気づいたんだ。

そして、今現在うまく作動しているプログラムも何の躊躇もなく触っていたんだ。

プクは教えてもらったことや、テキストから解決しようとしていたし、既に上手く動いているプログラムを触るのはとても怖いって思ってたんだ。

だから、この時プクは圧倒的にプログラマーとしての質が足りていない。

そう思ったんだ。

おわりに

今思えば、初心者でもプログラムできる人は最初からプログラマー志望だったんだと思う。

9ヶ月間かけて、講義以外のところで自習を続けてきたんだと思う。

もう講義の後半になっていたけど、webデザイナー志望だったプクと最初からプログラマー志望だった人と力の差が出るのは当然だったって思うよ。

でも、この時、プログラマーになる質がプクには足りないって感じたんだ。

この辺りからプクはIT業界への就職ではない方向を探ることになるよ。

続きをお楽しみに!



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