【統合失調症】不登校から学ぶ家族の対応

接し方

こんにちはプク(@pukulifestyle) です。

今日はたまたまyoutubeで不登校に関する動画を見ました。

不登校支援や子どもの居場所づくりをしている方の動画で

保護者に向けてメッセージを送っていました。

不登校についてはプクにとっては身近ではなく、

あまり関係ない話だと思っていたけど、

びっくりしました!!

統合失調症の家族の対応とそっくりだったからです。

今日はその似ているポイントと

ここは見習いたいっていうポイントをお伝えします。

今、大変な時期にいらっしゃる家族の方はもちろんですが、

特に休息期、回復期に入っている方にこそ見てもらいたい内容です。

一番下に動画を貼っておくので、

動画までぜひ見ていってください。

※いますぐ動画を見たい方はこちら

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4つの段階があるところが似ていること

統合失調症と不登校で似ているところは、

統合失調症も不登校も4つの段階があるところです。

統合失調症は

・前兆期
・急性期
・休息期
・回復期

がありますが、

不登校にも

・行き渋り期
・混乱期
・慢性期
・回復期

があるとういうことでした。

なんとなく頭痛いから休むという様なことが、

時たまおこるのが行き渋り期です。

学校に行ける状態ではなく、

本人も家族も教員もみんなが苦しいのが混乱期です。

そして、不登校ではあるけれど、

苦しい状態から少し表情が明るくなるのが慢性期です。

そして、エネルギーが溜まって来て

意欲が湧く時期を回復期と言います

統合失調症も不登校も支援する家族としては

今どの時期にいるか把握することで

冷静な対応ができるということです。

あるがままの状態を受け入れる

ここまで4つの段階についてお話ししましたが、

統合失調症が100人いれば

100の症状があると言われてるように、

不登校にもいろいろなタイプがあります。

行き渋り期があったけど、

不登校まではならないということも

もちろんありえます。

ちょっと無理してでも学校に通うことがいい

こともあれば、

逆効果になることもあり得るということです。

多少のストレスをかけた方がいいかどうか

ということの判断が難しいのは

統合失調症も同じですよね。

そして、大切なことはあるがままの状態を受け入れる

ということです。

これについては本当に

プクはプカに対してできなかったことです。

無理に動かせようとしたり、

気力が戻ってきた時にはっぱをかける

ようなことをずっとし続けました。

少しずつ良くなってきても行動が伴わないこともある

そんな状態を家族も受け入れることが大切です。

【見習いたいポイント】家族会のあり方について

そして動画の最後の方には家族会の話がありました。

お子さんが混乱期の親御さんが家族会に参加して

回復期の方の「学校に行けた!」という話に

戸惑うというエピソードがありました。

でも自分の子供がどの段階にいるか分かっていれば

回復期の方がどのように混乱期を乗り越えてきたか

貴重な話が聞ける
ということでした。

これについては目から鱗でした。

プクも統合失調症の家族会に所属していますが、

回復期を迎えられた方の多くは、

「今までありがとうございました」

という言葉を残して退会されていきます。

プクは喜ばしいことだと思ってましたが、

回復期を迎えた方の体験談をもっと聞きたい

そうプクは思いました。

ただ、これには難しい側面もあると思います。

プカは今、回復期と休息期を行ったり来たり

してる状況で比較的落ち着いています。

しかし、大変だった急性期の時期に

回復期の方の意見はおそらく聞けなかったと

思います。

先が全く見えず、

回復するというようなことが

全くイメージできなかったからです。

その時期は本人はもちろんですが、

家族も相当に疲弊しています。

家族会は家族のメンタルのケア

という部分に大きな価値があると感じています。

でも、休息期を迎え、症状が安定しても、

その後の家族の対応も難しいんです。

・ちょっとでも無理をして動いた方がいいのか

・休むようにした方がいいのか

・それとも本人の意思に任せて家族は干渉しない方がいいのか


そのお話を聞ける機会はほとんどないです。

急性期に比べたら、症状は落ち着いてるし

相談するのをプクは遠慮してしまいます。

プクと同じような悩みを持っている人は

実は多いんじゃないでしょうか。

回復期を迎えている方の意見が聞ける場所

そういうものがあってもいいんじゃないかと

プクは動画を見て思いました。

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