【統合失調症当事者が伝える】発症前よりもっとハッピーで自分らしくなる方法

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統合失調症を寛解した人のリアルな話が聞きたい!

そう思ってネットで検索しても、

・お医者さんの「服薬が大事です」のようなありきたりな意見しか出てこない

・企業のページに掲載されている体験談で本当のことを言ってるか疑問に感じる

そう思ったことはありませんか。

そこで本日はレミーズナツミさんの書籍「発症前よりもっとハッピーで自分らしくなる方法」を紹介させていただきます。

レミーズナツミさんは統合失調症を発症し入院を3回経験しましたが、現在は起業家として活躍されています。

この本を読めば、

・入院生活や服薬についてリアルな医療との付き合い方

・社会復帰できたきっかけ

・よりよい人生を歩むための方法

について知ることができます。

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レミーズナツミさん「発症前よりもっとハッピーで自分らしくなる方法」

プク
プク

プクはプカの統合失調症に寄り添って10年以上経つよ。

プカ
プカ

私たちの歩んできた道と対比しながら内容の一部を紹介させてもらいます。

医療との付き合い方

入院について

レミーズナツミさんは入院をしてよかったと本書では述べています。

入院をすることで

・自分に合う薬が見つかった。

・同年代の患者がいてワイワイ楽しくできた

と言っています。

プク
プク

プカも治療を続けられるきっかけは入院だったよね。

プカ
プカ

うん。それに同年代の仲間がいてワイワイ楽しくできたのも一緒だね。

その反面

・精神科の閉鎖病棟への入院は2度としたくない。

・人権のあり方が普通とは違い心地いい場所ではない

とも言っています。

プク
プク

プカは隔離室での経験が辛かったって言ってたね。

プカ
プカ

うん。

もう2度とあんなところへ行きたくないって思ったから、治療しようって気持ちになったんだよ。

もちろん入院せずに自発的に治療ができるのがベストです。

しかし、病識を持つことができず症状が悪化してしまうこともあります。

レミーズさんもプカも入院して継続した治療を経験し、回復へのきっかけになりました。

服薬について

精神科の薬を服用すると薬漬けになってやめれなくなってしまうという話を聞いたことがあるかもしれません。

レミーズナツミさんは服薬については

・断薬はするべきでない

・薬はお守りのようなもの

と言っています。

プク
プク

このブログを始めた当初は断薬できる方法が見つかればいいなって思ってたよね。

プカ
プカ

うん。

でも症状の理解が深まって、服薬の大切さがわかったから、今は納得して治療してるよ。

SNSなどで、断薬を勧めている人をたまに見かけます。

その人が嘘を言ってるわけではないかもしれません。

しかし、レミーズさんもプカも症状と正面から向きあい服薬は必要だと考えています。

社会復帰できたきっかけ

陽性症状がきつい場合にはおすすめはしていませんが、健常者に囲まれて職業訓練に3ヶ月通ったことがきっかけでレミーズナツミさんは陰性症状から急回復しました。

健常者のエネルギーが移って元気になったということです。

プク
プク

プカもクローズで一般就労にこだわってるもんね。

プカ
プカ

うん。

いっぱいチャレンジしてすぐ辞めたところもいっぱいあったよ。

でも今は休んでも何も言われない職場で助かっているんだ。

レミーズナツミさんも言っていましたが、職業訓練は精神疾患を治すための場所ではありません。

そして一般就労することも同じく精神疾患の治療のための場所ではありません。

自分がこうしたいと思えることをすることが社会復帰につながります。

よりよい人生を歩むための方法

さらによりよい人生にするための方法を本書では教えてくれます。

数ある方法の中から今回は

・感謝日記を書く

・瞑想をする

・創作活動をする

の3つを厳選して紹介させていただきます。

感謝日記を書く

本書ではうまくいったことや感謝していることを小さいものでいいから3つ、21日間書き続けることを勧めています。

そうすることによって人生の満足度が25%上がる研究があるとしています。

プク
プク

プカはTwitterで毎日感謝日記をこの本きっかけで続けてるよね?

プカ
プカ

うん。

小さいことに感謝できるようになったよ。

心の平穏が保たれてる感じになったよ。

このように不平を持つより、今いる現状で感謝できることを見つけることが幸せにつながります。

瞑想をする

瞑想はスピリチュアルな面でも重要ですが正気を保つことを助けてくれる

・瞑想をしているとどんどん自分らしくなれる

・悩み・苦しみから解放されて、今この瞬間と1つになる

と本書では書かれています。

プク
プク

プクも瞑想は毎朝やってるよ。

陰性症状のプカに「ゆっくりしてね 」って心から言えるようになったのは瞑想してたのもよかったって思ってるよ。

プカも瞑想してみない?

プカ
プカ

瞑想出来るかもしれないね。

昔より無の状態っていうのかなが苦手になっていて、瞑想を一度やった時も苦痛に感じちゃったんだ。

横に寝転びながらなら出来るかもしれないなあ。


瞑想は科学的にも効果が実証されています。


YouTubeで自分にあった瞑想を探すのもいいでしょう。

レミーズナツミさんの動画をこちらでも紹介させていただきます。

創作活動をする

本書では、

・絵を描くことや音楽を作ること

・動画編集をすること

・ブログや本を書いたり

・アクセサリを作ること

などの創作活動を勧めています。

そうすることで、

・自己表現をすることで感情が消化できる

・情熱を持って発信することで、届いた人にいい変化をもたらす

・張り合いが生まれて人生が充実する

と説明しています。

プク
プク

プクはブログを書くことで消化不良の思いを発散することができたよ。

あと、プカが調子がよくなってからは、絵本を作ってもっと社会に貢献したいって思ってるんだ。

プカ
プカ

プクは消化不良の思いを発散することが本当にできてたと思う。

見ていてそう思うよ。

偏見のない社会への取り組みの一環として、絵本作りは感謝してるよ。

このように、創作活動をすることで本人だけでなく、周りの人にもいい影響を与えることで生活の充実度があがります。

まとめ:

レミーズナツミさんの「発症前よりもっとハッピーで自分らしくなる方法」について

・入院生活や服薬についてリアルな医療との付き合い方

・社会復帰できたきっかけ

・よりよい人生を歩むための方法

について紹介させていただきました。

統合失調症に寄り添ったプクとプカの10年の歩みに共感できることがたくさんありました。

そして、これからもっとハッピーになるために本書で紹介されていたことをこれから実践していきます。


またこの本の最後の部分は統合失調症を支える家族へ向けたメッセージが書かれています。

陽性症状、陰性症状のときにこのような家族の対応が辛かったというエピソードもあります。

恥ずかしながら、プクがプカに同じようなことをしてしまったどころか、それよりひどいことをして症状を悪化させてしまったこともあります。

しかし、家族も症状とともに成長できます。

服薬と同じくらいかそれ以上に、理解ある支援者の支えも必要です。

ぜひ、本書を手に取り回復のきっかけになれば嬉しいです。


統合失調症当事者が伝える 発症前よりもっとハッピーで自分らしくなる方法

●レミーズナツミさんにインタビューしていただいた動画はこちら

コメント

  1. プクさん、すごくよくまとめて下さってありがとうございます!

    プクさんとプカさんの観点やご経験が挿入されているのも心が和んだのと同時に私にとっても学びがありました。

    この記事を読んで、1日の疲れが吹っ飛び本当に嬉しい気持ちになりました。
    大感謝です!ありがとうございました( ^ω^ )/

    • レミーズナツミさん

      盛り沢山の内容から厳選して紹介させてもらったので、大丈夫かなと心配してましたが、
      そのようなお言葉をかけてくださりとても嬉しく思います。

      これからのご活躍も注目させていただきますので、よろしくお願いします!