精神疾患を抱える人は世の中が生きづらいと思うかもしれません。
しかし、具体的にどんな世の中だから生きづらいのかと言われるとはっきりしないという方が多いのではないでしょうか。
プク(@pukulifestyle)はNたま18期生として主流秩序に依存しない生き方〜自分への視点を見つめなおす〜という講義を受講しました。
プクがこれまでどんなことに生きづらさを感じたか、そして今はどう感じているかお話しします。
プクが生きづらさから脱却した方法もお伝えするから最後まで見てくれると嬉しいです。
主流秩序とは
主流秩序とは人を序列に並べて真ん中から上と下に分ける考え方です。
偏差値が分かりやすい例です。
真ん中の人を偏差値50として、それよりもできる人できない人という分類をします。
この偏差値的な考えで序列がつくのは学力だけではありません。
・学歴
・年収
・能力
・美
など、序列はいたるところにあります。
この主流秩序の考えこそが戦後の日本の全体の底上げに役立ちました。
しかし、誰かが勝って誰かが負けるということが生じる仕組みです。
プクの主流秩序からの脱却
主流秩序には様々な要素があります。
プクがどんなことに囚われてきて、現在はどうとらえているかお話しします。
学歴
プクは18才のときにうつになりました。
大学受験のときのことです。
今から20年ほど前のことですが、まだまだいい学校に入って、いい企業に入るのが安泰という考えが一般的でした。
今思えば学校の教育は企業に入って従順な戦士を育てる場所でもあったのかなと思います。
よく変わっているねと言われたプクは自分を押し殺さなければいけない世の中にずっと生きずらさを感じていました。
学歴よりも大切なこと
プクはずっとロックンローラーになりたいと思ってました。
その夢をとめる人の気持ちは今では分かります。
でも、プクは今こう思います。
ロックンローラーになれるかどうかが重要じゃなくて、その過程で得られるものが重要なんだって。
資金を集めるためにバイトをしたり、仲間と出会ったり別れたり。
そんな経験ができたかもしれません。
だから、やりたいことがあったら、どんなことでも挑戦できる環境であったらなと今では思います。
収入について
プクは地元ではそこそこいいところだねと言われる大学に入学することができました。
しかし、就職活動はうまくいかず、なんとか就職できた会社も長続きせずその後7〜8年フリーターをしていました。
就職活動の時は年収がいい会社に目を奪われました。
今思えば、就職した会社の給料が悪かったわけではないですが、それでも周りに比べると少ないことに劣等感がありました。
収入が低いことについて
プクは周りに比べて収入が低いことについて今では何も思っていません。
フリーター時代は長い時間をかけて小さいことに喜びを見出す訓練をしてきました。
例えお金がなくても空が青かったり、花が綺麗だったり、そう言った些細なことを見つけるようにしました。
明日、食べていくことに必死な方が生きてる心地がする時もありました。
とは言っても、もっと気軽に焼肉を食べにいけたり、旅行に行けたりできるくらいの生活の余裕は欲しいなと思います。
ジェンダーについて
長い間フリーターを続けていましたが、そんな時奥さんのプカと出会いました。
プカはプクと出会う前から統合失調症を発症していました。
結婚して就職もしましたが家事のほとんどをプクがやることもありました。
そんなときに、同情してくれる人もいます。
生活力がつく
元から家事は女がやるものだなんてことは思ってはいませんでした。
でも、疲れている時は今でももっと家事をやって欲しいなとプカにお願いしています。
プカの調子がいい時はいいのですが、そうでない時はケンカすることもあります。
そんな日々を繰り返すうちによかったなと思うのは生活力がついていることです。
同情してくれる人もいますが、どう思われようが、自分が納得できればそれでいいと感じています。
主流秩序から脱却するためには
このようにプクは主流秩序に生きづらさを感じ、そこから脱却することを今も続けています。
それは、プクのうつになったこと、統合失調症のプカとの生活でもがき続けてきたことです。
主流秩序はこれまで日本の成長を支えてきた、これまでは正しいと考えられてきたことです。
簡単に脱却することは難しいことかもしれません。
そこでプクがこれまで取り組んでよかったお話をします。
心理学を学んだ
プクは何度もうつを再発する自分を変えたいと心の底から思っていました。
そこで、心理学を学びました。
そこで学んだことはどんなに頭で変わりたいと思っても、今までの自分を継続するメカニズムが人間にはあるということです。
なので、長い時間をかけて思考を変えていく必要があります。
このときは10万円くらいする教材を買いました。
この教材のおかげでプクがうつにならなくなった一面もあると思います。
ただ、そんなにお金をかけなくてもよかったかなとも思います。
就労移行支援などで、数ヶ月単位で心理学を学べるところもあります。
そう言ったところに通うのもいいかなとプクは思っています。
マインドフルネス
その後、うつにならなくなりましたが、プカとの生活で苦労がありました。
何度も職場や職種を変える必要がありました。
なかなか向上しない生活をしているときに知ったのがマインドフルネスです。
マインドフルネスをしている時だけは心穏やかにいられるようになりました。
そして徐々にマインドフルネスをしていない時も余裕ができて気付いたら随分生きやすくなっています。
現在も、その過程の最中です。
ここまでの一連の話はストーリーにもあるので、興味があったら見てくださいね。
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