子ども食堂を応援してワークライフバランスを充実させよう

Nたま18期生

「働き方改革」やコロナ禍でリモートワークが普及したことによりワークライフバランスを見つめ直す方もいらっしゃると思います。

その一方で、業種や職種によってはかえって業務の負担が増え、いつになったら落ち着くんだと漠然と不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

プク(@pukulifestyle)は2年前から本業とは別に

・ブログで情報を発信したり

・絵本を公開したり

・社会課題を解決するためのコミュニティに参加したり

社会に発信し続けることで充実した毎日を過ごしてきました。

そこで今回の記事は読んでくださってる皆さんと一緒にとある取り組みをしたいということをお伝させてください。

何をするかというと「子ども食堂を応援しましょう!ということです。

実際に何をするかという取り組み3つと、それぞれにどのような子ども食堂の課題があるのかということをお伝えします。

プク
プク

ワークライフバランスとはプライベートと仕事の時間がきっちりしていることだけじゃないよ

カバ
カバ

社会貢献してきたことが本業に生きて、仕事が充実することによって家族の幸福度も上がるといいな

プカ
プカ

そんな活動が皆さんとできたらと思うので最後まで読んでね!

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取り組み①:ハッシュタグ #みんなの子ども食堂 でSNSに拡散しよう

お子さんがいらっしゃれば、子ども食堂を一緒に利用しやすいと思います。

実際に子ども食堂は子供だけじゃなく大人も来てもいいとしているところもあります。

ただし、プクのように子どもがいなかったりして大人だけで子ども食堂に行くのはハードルが高いかもしれません。

そこでプクはこんなチラシを作りました。

※チラシのデータはこちらからも見れます。ダウンロードして使ってくださると嬉しいです。




このチラシを持っていき「子ども食堂の感想」をコメントに書きましょう。

「おいしかったー」「ありがとう!」といったことを書いてくれれば子ども食堂はとても嬉しい気持ちになると思います。

ハッシュタグ #みんなの子ども食堂 をつけてツイッター、インスタグラム、フェイスブックでご自身が投稿します。

お子さんがもし、やりたいっていったらお子さんに書いてもらってもいいです。

塗り絵にしてお子さんに遊んでもらってもいいしとにかく自由です。

もしこのチラシを活用したいという子ども食堂があればチラシを渡したいと考えています。

ただ、写真をとるときは子どもの顔が写らないように注意してくださいね。

カバ
カバ

なんか良さげなことな気がするけど、もっと使い方が明確の方がいいんじゃない?

プク
プク

そうだね。プクも最初はそう思ったし、チラシを作るなら目的は明示することが基本ってアドバイスももらったよ。

でも、プクはSNSでの拡散なら自由な方がいいと思ったし、現場の自由な発想を限定したくないんだ。

それに子ども食堂のいいところは縛られないってところなんだ。

主催者がそれぞれの想いで活動していいんだ。

もちろん衛生面などの必要最低限なことは考慮すべきだけどね。

プカ
プカ

子ども食堂に関することならなんでもOKってことね。

プク
プク

うん。子ども食堂は「子ども」だけじゃなくて「誰でも」という想いを「みんなの子ども食堂」という言葉に込めてるんだ。

地域の交流の場として子ども食堂ってことだね。

困難を抱える子どものだけっていうイメージをなくしたいんだ!

食材を寄付したり、ボランティアに参加したり、募金したりしたときも「#みんなの子ども食堂」のハッシュタグでSNSに投稿してもいいと思ってるよ。

子ども食堂の課題①:本当に必要な子どもに届いているのだろうか

子ども食堂の取材をしているときにこんな言葉が印象的でした。

たくさん食事を提供しても本当に困っている子どもに届いてるのかという葛藤を抱えながらやっている

それでも100食提供したら、1人困っている子どもに届けばいいという気持ちでいる


というお話を聞けました。

日本の子供たちは7人に1人が貧困状態にあると言われています。

そんな中で子ども食堂が果たせる役割を3つお伝えします。

居場所を見つけて欲しい

多くの貧困状態にある家庭にとって親御さんたちは厳しい働き方をしています。

夜遅く帰ってくることもあるでしょう。

子ども1人だけでご飯を食べている場合も少なくありません。

そんな子どもが1人でも気軽に入れる子ども食堂があれば寂しい思いをせずにすみます。

親子の団欒の時間を過ごして欲しい

親御さんが仕事と家事で大変な思いをしているご家庭もあると思います。

親御さんにとっても子ども食堂があれば家事をせずに済むのでその時間を子供と一緒過ごせます。

普段は忙しくて大変な親御さんにとってもホッとできる場を提供できます。

そして、親子の団欒の時間を過ごすことができます。

お腹いっぱいの手料理を

お小遣いを渡されてコンビニやファーストフードで済ます子どももいます。

栄養に偏りが出てしまう子どもいるでしょう。

多くの子ども食堂では手料理が振る舞われます。

お腹も心も満たしてくれます。

困っている子どもに知って欲しい

先ほど述べたような困難を抱えている子どもに子ども食堂が開催されていることを知って欲しい

ということでハッシュタグ #みんなの子供食堂 でSNSに拡散しようということです。

カバ
カバ

困っている子どもに知らせたいなら小学校とかに学区内にある子ども食堂のチラシを配った方がいいんじゃないの?

プク
プク

そう。プクも地に足をついた活動をしたいと思っていたんだ。

でも、小学校にチラシを配るのは配れる地域が限定的だし、ずっと続ける必要もあるよね。

プクがSNSがいいなと思っているのは、全国に広がる可能性があるからなんだよ。

カバ
カバ

プクがわざわざしなくても子ども食堂はすでに社会的な現象だよね。

プク
プク

うん。きっと子ども食堂はどんどん増えていくよ。

これについては後で話すけど、プクは「子ども食堂」っていう言葉は知っていても取材するまでこんなにたくさんあるなんて知らなかったんだ。

この記事を読んでくださっている皆さんにも知ってほしいんだ。

そのきっかけになれば嬉しいよ。

カバ
カバ

それに困難な状況にいる子どもはSNSなんて見るのかな?

プク
プク

現代の子どもの貧困は目に見えない貧困と言われてるんだ。

ガリガリでボロボロの服を着ているのでなく、ファストフード、ファストファッションのおかげで明日生きていくのに必死という貧困ではないこともあるよ。

スマホを持って綺麗な服を着ていても実は貧困状態にあるということもあり得るよ。

とは言っても小学生以下でスマホを持っていない子どもは大半だろうし、お兄ちゃんお姉さん世代が知らせてあげるというふうになったらって思うよ。

もちろん親御さんにもお知らせできるよね。

取り組み②:プロボノとして応援する

プクがお話を聞けた子ども食堂は普段はカフェ・居酒屋をやっているというところもありました。

普段の外食をこういうところですれば子ども食堂の応援になるということです。

ところが、「子ども食堂もやっているカフェ」と検索してもなかなかいい具合にヒットしません。

だったらそういうサイトを作ったらどうか?

とプクは考えています。

そんなときプロボノという言葉を知りました。

プロボノとは簡単に言えば、専門知識を生かすボランティアのことです。

グルナビのようなサイトを作れる人と全国にいるライターをボランティアで募集して「普段はカフェ・居酒屋をやっている子ども食堂」専門のサイト作ります。

プクの住んでいるところは愛知県なので、愛知県のお店を取材に行って記事することで参画したいです。

そして全国のライターの記事をまとめてどこに子ども食堂もやっている店があるか検索できるというものです。

子ども食堂の課題②:ラベリングや偏見で子ども食堂に通うことができない

子ども食堂は2012年に誕生しましたが、子ども食堂の名付け親である方は「子どもが1人でも安心して 来られる無料または低額の食堂」と定義づけています。

必ずしも「貧困」の子どもが通うところという目的で設立されたわけではありませんでした。

しかし、先述の通り子ども食堂には「子どもの貧困」の解決の突破口として期待されています。

そして、子ども食堂が多くなるにつれて「貧困の子どもが行くところ」というラベリングや偏見が生まれました。

そういう声がある中で子ども食堂に通いたくても通えない子どもがいたり、親が通うことを禁止する事例もあります。

間口を広げて通いやすくする

現状子ども食堂を開催しているところはNPO・NGOなどの団体が多いです。

そして、週5以上開催しているところはごくわずかで、月に1回程度開催しているところが多いです。

もし、カフェ・居酒屋などが子ども食堂を開催することが一般的になれば、子供食堂=「貧困の子ども」というイメージは払拭されるでしょう。

カバ
カバ

なんだかなー子ども食堂を宣伝目的にするところが増える気がするなー

プク
プク

確かに子ども食堂に取り組む一般企業に対してそういう意見があるのを見たことがあるよ。

でも、提供できる食事の数が増えれば、子ども食堂全体にとってもいいことだとプクは思うよ。

プカ
プカ

プカの住んでる愛知県ではモーニングにコーヒーを頼むとトーストがついてくるよね。

モーニングをきっかけにお店を知るっていう人もいるね。

居酒屋がランチをやるのは夜に来てもらうためだよね。

子ども食堂があることをきっかけにお店に行くのはいいことなんじゃないかなって思うよ。

プク
プク

そうだね。さらに地域の人も一緒になってやれるともっといいよね。

カバ
カバ

「みんなの子ども食堂」っていう言葉は利用者だけじゃなくて、

主催者にとっても「地域の交流の場所」っていうものだったらいいなって思うよ。

プク
プク

次の章でも話すけど、小学校区に1つ子ども食堂があるといいなって思ってるんだ。

さらにもっといいのは、学区内の毎日どこかで子ども食堂があるっていう状態がいいなってプクは思ってるよ。

取り組み③ネットワーク作りを応援する

ひょっとしたら、もっと直接子ども食堂を応援したい!

という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方には「こども食堂ネットワーク」というサイトがおすすめです。

全国の子ども食堂を検索できますし、

・寄附金が必要

・食材が必要

・ボランティアスタッフが必要

などの情報が出てきます。

プクもできる限りで応援したいと思ってます。

さらにプクが考えたのは

・子ども食堂への募金をしているスーパー

・食料の寄付を募るフードドライブ

・ボランティアの情報を提供している社会福祉協議会

などに子供食堂マップを配布しようということです。

愛知県の場合はこういう立派なものがあります。

プク
プク

マップは連絡先が書いてあるからトラブルにならないように配置先の許可をとって行うよ!

カバ
カバ

なんだか、個人でやるには難易度が高そうだな

プク
プク

うん。だからスーパーとかに勤めている人が店長に伝えるとかだといいなって思うよ。

プカ
プカ

もちろん、寄付をしたり食材を提供したり、ボランティアとして参加するのもいいよね。

子ども食堂の課題③:継続的な運営が困難

そもそも継続的な運営が難しいから子どもに子ども食堂の存在を知ってもらえないということもあります。

資金や食材やボランティアスタッフが足りず、継続的な運営ができないということです。

小学校区に1つの子ども食堂を

2020年の12月時点で子ども食堂の数はわかっているだけでも5,000以上あります。

NPO法人むすびえのHP「それでも増えた!こども食堂 こども食堂全国箇所数調査2020結果発表のおしらせ #こども食堂の2020年」

いまいちピンときませんよね。

全国のスターバックスの店舗数は2021年7月時点で1,320件です。

スターバックスがどこにあるかパッと何件も思い浮かぶ方も多いと思います。

それに比べてプクはつい最近までどこに子ども食堂があるのかすら知りませんでした。

このような方はひょっとしたら多いのじゃないでしょうか。

数だけ見ただけではいまいち分からなくてもマップで視覚的にとらえれば実感が湧きます。

そのためにマップを「食材の提供」や「資金の寄付」や「ボランティアスタッフの募集」をしている現場に置きます。

こんなにたくさんの子ども食堂があるということを知ってもらい、もっとたくさんの応援が必要ということを実感してもらうということです。

そして子ども食堂の数は増え続け「小学校区に1つ」子ども食堂ができるといいなとプクは思っています。

カバ
カバ

さっきまでSNSとかHPを作るとか言ってたけど、急にチラシを置くってアナログになったね。

プク
プク

プクはデジタルとアナログのバランスを大切にしたいよ。

子ども食堂にもこれからも足を運ぶつもりだよ。

どういう活動をすれば喜んでもらえるかは現場に行かないと分からないと思うからね。

活動をしながら、修正していきたいって思ってるよ。

プカ
プカ

皆さんからの現場で聞いた声もあるとより一層いい活動ができそうだね。

プク
プク

うん。

現場の声を聞きながら、利用者の目線で「子ども食堂全体」の広報活動をするってことだよ。

カバ
カバ

つい最近まで子ども食堂がこんなにたくさんあることすら知らなかったもんね。

主催者じゃなくて利用者目線で活動できるのはNたまならでは企画かも知れないね。

まとめ:誰でも利用できる場所にするために

この記事は何をするかということに重点を置いたので分かりにくい点も多かったと思います。

簡単にまとめると子ども食堂には3つの課題があってそれぞれに別のアプローチで取り組みます。

・必要な子どもに利用されていないという課題に対しては「SNSで知らせる」

・ラベリングや偏見で通いづらいという課題に対しては「プロボノとしてカフェ・居酒屋を応援する」

・継続的な運営が困難という課題に対しては「マップを配置してネットワーク作りを応援する」

ということです。

子ども食堂のあり方は今後、劇的に変化する可能性があります。

「子ども食堂」が「子ども」だけでなく「高齢者」までも含めてコミュニティの形成に役立つと考えられているからです。

国や地方自治体の後押しも強くなるかもしれません。

つまり「誰でも」利用できるコミュニティになるということです。

そんな追い風が吹いている「子ども食堂を応援すること」で社会経験を積めるのはもちろん将来の自分の居場所づくりに貢献することにもなります。

そしてプクにはプクの子ども食堂への想いがあります。

また、今回記事を書くまでにいくつも記事をかいてきました。

合わせて読んでいただけると幸いです。

長文に読んでいただきましてありがとうございました。

プクの子ども食堂への想いはこちら

プロボノについてはこちら

企画の推移

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