【UKロック好きに贈る】漫画「ルックバック」考察

知ってもらう

こんにちは。プクです。

漫画アプリ「ジャンプ+」にて公開されている「ルックバック」をご存知でしょうか。

・京都アニメーション放火殺人事件を彷彿させる

・統合失調症の偏見を助長させる

と言ったことで物議を醸し、現在は表現の方法を変更して公開されています。

プクはこの作品は修正後に読みました。

賛否両論ある本作ですが、作品全体を漂う空気感が美しいと感じています。

そして、この作品を通して、京アニ事件や統合失調症のことについて深く考えるきっかけになるのではとも思います。

そこで本日この「ルックバック」に関する考察を2つ紹介させていただきます。

1つはよく目にする考察でoasisというバンドの「don’t look back in anger」という曲との関連で京アニ事件の追悼の意味があるというものです。

2つ目はプクの考察でthe libertinesというバンドの「don’t look back into the sun」という曲との関連で統合失調症の才能についてのことについてお話しします。

どちらも曲名にdon’t look backという言葉が入っています。

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oasis「don’t look back in anger」と京アニ事件について

oasisの「don’t look back in anger」は90年代名曲です。

日本でも聞いたことがあるという方は多いのでないでしょうか。



これはよくある考察なのですが、漫画「ルックバック」はこのoasisの曲と関連していると言われています。

漫画の2ページ目に「don’t」という黒板に写った文字と最後のページでも「in anger」という文字があります。

このoasisの「don’t look back in anger」は2017年にイギリスで起こったテロの追悼曲としても知られています。

そしてこの「ルックバック」が公開されたのが、京アニ事件の2年経った翌日というタイミングでした。

「悲しいことを乗り越えて前を向こう」という普遍的な曲のメッセージに乗せて、「京アニ事件」追悼という意味合いを感じられます。

the libertines「don’ look back into the sun」と統合失調症の才能について

「ルックバック」の登場人物は今から紹介するthe libertinesのピートとカールの関係に酷似しています。

the libertinesは00年代のロックンロールムーブメントの先駆けのような存在で、特にピートのカリスマ性が人気となったバンドです。

ピートとカールは親友で、お互いの夢を曲の中で語り合ったかと思えば、お互いを罵りあう曲があったり、リアルタイムで2人の関係生は今どうなってるんだと気になる存在でした。



今回紹介する「don’t look back into the sun」もピートとカールが交代に歌いあっています。

そして、なぜ「ルックバック」で出てくるの通り魔は幻聴や妄想といった統合失調症を思わせる症状と一緒に描かれなければなかったのか疑問に感じます。

ここからはプクの考察ですが、作者は統合失調症の圧倒的な才能との対比の危なっかしさを表現したかったのじゃないでしょうか。

「ルックバック」の中で藤野と京本はお互いの才能を認め合い漫画家を目指します。

これはthe libertinesのピートとカールもまた、お互いを認め合い、ロックンロールスターになりました。

そして、危なっかしいピートの生き様がバンドを魅力的にしていたのは間違いありません。

おわりに

ここまで、oasisとthe libertinesというUKのバンドと漫画「ルックバック」の考察をしてきました。

藤野と京本の関係はoasisのリアムとノエルという兄弟の関係と似ているとも言えたのですが、親友と危なっかしさという面でthe libertinesのピートとカールの関係の方がしっくりきます。

本当ならば、圧倒的な才能と危なっかしさは、京本1人で背負うべき描写が正しかったのもかもしれません。

しかし、京アニの追悼の意味合いも込めて、危なっかしさの部分はあえて別々の人物で表現したのではないでしょうか。

あるいは、京本の内面に危なっかしさを持つという描写を避けたのかもしれません。

いずれにしても、漂う美しい描写の数々は統合失調症の美しい才能を感じさせる世界観でした。

そして、どこか見たこともない場所に連れてってくれるような特別な力が統合失調症にはあるとプクは考えています。

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