プクは大学受験のとき、就職活動のとき、新卒で入社した会社員のとき、うつ病って診断されたんだ。
プクはうつは1回経験すれば免疫のようなものができて、再発はしないって思ってたんだ。
でもね、何度も再発を繰り返して根本的な考え方を変える必要があるって思ったんだ。
うつになったとき毎回自分につらくあたってたよ。
でも、つらくあたったところで何にもならないんだ。
ただ、うつになるとどういう考え方が自分を苦しめてるか気づけるんだ。
うつになるということは自分を変えれるチャンスでもあるってことだよね。
今日はプクを苦しめた根本的な考え方についてのお話しをするね。
プライドが高い
プクは中学生のときいっぱい勉強したんだ。
プクの中学校は公立だったんだけど、不良とかほとんどいなくていわゆる「いい子」が多かったんだ。
プクはテストの成績が良かったのに内申点は全く駄目だったんだ。
プクはそれもあってか反抗期があったんだけど5歳年上の姉にこう言われたんだ。
「親と教師は教育されるんじゃなくて教育するもんだ」って。
プクはこの言葉に衝撃を受けて、どうしたら「いい子」と思われるか考えるようになったんだ。
そうしたらね、テストの成績がよくないのに、内申点はいっぱいもらえるようになったんだ。
社会で適応するには誰しもひょっとしたらやっていることかもしれないね。
でもね、プクは上から目線で人を見下して変なプライドができてしまったことが、後にプクを苦しめることになるんだ。
大学受験の時、自分より成績がよくなかったはずの友人に模試の成績で負けた時の敗北感がうつの原因の1つでもあったし、
就職活動でうまくいかなかったときは、そこそこの大学を出てるのになんで上手くいかないんだって思った。
就職した会社でも、友人たちはいわゆる有名ないい企業に勤めていたことに引け目を感じていたよ。
だからプクは長い期間をかけてプライドを削ることをやってきたんだ。
「馬鹿にされるくらいがちょうどいい」がちょっと前までのプクの座右の銘だったんだ。
ただ、最近ね、この考えもやめようかなって思ってる。
プライドの高さは確かにうつの原因だったと思うんだけど、負けず嫌いだから頑張れたこともあったんだよね。
これからちょっとずつ負けず嫌いな自分を目覚めさせていこうかなって思ってる。
自分の個性を恨んだ
プクが高校生の時に教育実習生にこんなことを言われたんだ。
「出るくいは打たれるけど、出過ぎたくいは打たれないよね。プクくんはそれだよね。」って。
人から変わってるねってよく言われたんだけど、どう変わってるのかはわかっていないんだ。
でも言われて、悪い気はしなかったよ。
幸い学生時代は個性を認めてくれる環境だったのかなって思う。
それでも社会で評価される能力とは真逆だった気がするんだ。
大学受験の時、文系なのに現国が致命的に苦手だったんだ。
客観的に読むことができなくて、自分だったらこう考えるっていうことに思考が行ってしまうんだ。
最近見たYouTubeで又吉がこう言ってたよ。
「作者がどう思って書いたのか気にしすぎている。読者が勝手に読み解くことで作品を豊かにする。」って。
大学受験の時にこの考え方に出会っていたら、どれだけ救われただろうか。
あと、就職活動の時に最初はものすごく楽しかったんだ。
面接もすごい楽しかったんだけど、全然受からなくて、でも気にしなかったんだ。最初はね。
自分の個性を出し切って選考が進んでいた第1志望の企業が残っていたから。
でもね、そこはまさかの筆記試験で落ちてしまったんだ。
今思えば、その後の選考も気にせず個性を出し続ければいいって思うんだけど、
下手に自分を隠そうとするようになって、もちろんそれも受からなくて、最終的には何も言えなくなってしまったんだ。
落ちるとわかってる面接にゾンビのように受け続けたよ。
数え切れないくらいの企業の面接に落ちたよ。
もっと普通であったらなって自分の個性を呪ったよ。
個性が発揮できてるときって自分が楽しんでイキイキとしてるときだと思う。
学生の時はそんなプクを受け入れてくれる人が多かったのは運に恵まれていたんだと思う。
社会人になって、そんな風に個性を発揮できた時もあるけど、受け入れてもらえたことは1度もないよ。
プクはそんな社会が嫌でフリーターだった時があるよ。
それはそれでそれなりに楽しかったよ。
プカと出会った時はプクがまだフリーターだった時だよ。
プカの個性を魅力的に感じて、特別な世界に連れていってくれることを期待したんだ。
でもね、統合失調症を抱えたプカと社会で生きていくことはとても難しかったんだ。
いつの間にかプクとプカが社会に馴染めるようにプクも変わっていったんだ。
個性を発揮できてるとき、確かに自分の能力が発揮できてるって感じるんだ。
でも、自分の何が個性的なのかはわかってないんだ。
ストレングスファインダーっていう本で自分の特性調べて
1.着想
2.戦略性
3.最上志向
4.運命志向
5.目標志向
っていうのはわかったんだけどね。
今はそれよりもキャリアアンカーって考えの方がしっくりくるかな。
社会に出て働いて10年くらいで培った価値観に沿って仕事をするといいっていう考えだよ。
プクの場合は
1.ライフワークバランス
2.企業家的独創性
3.社会貢献
だよ。
敷かれたレールの上を歩けない
プクは中学のときロックンロールスターになるのが夢だったんだ。
でも両親には大反対されて何もさせてもらえなかったんだ。
反対されようが貫き通すのがロックンロールスターだと思うから、プクにその資質はなかったってことだよね。
それよりもね、プクは何をやるにせよ両親からは
「大学になったら好きなことが何でもできる」って言われてたんだ。
その場しのぎで、とにかく大学に入っていい企業に入って欲しかったんだと思う。
とにかくね、やりたいことをやれなかったっていう想いがフラストレーションになってたんだ。
それにねプクが大学受験、就職活動、新卒で入った会社でうつになったのは「敷かれたレール」を歩くことに違和感を感じてからかもしれない。
学歴重視や年功序列や終身雇用は崩壊するって言われてたからね。
でも最近まで、なんだかんだで敷かれたレールで上手く歩ける方が良かったかなって思ってたんだ。
それもコロナの影響で大きく社会が変わりそうだから、やっぱり敷かれたレールを歩かなくて良かったっと思ってる。
プクはこれまでフリーター時代も長かったし、コロコロ仕事を変えてるよ。
鳶職飛び込み営業クレジットカード勧誘キッチンスタッフインターネット勧誘ネットワークビジネスピッキングコールセンター寿司職人プログラミング
とかね。
ただ、今の職場でいろんな業務をこなせているのはこの時の経験があったからかなとも思ってるよ。
商品発送マーケティング倉庫整理ライティング資格取得プレゼンテーション新規事業カフェ店長商品製造
とかね。
だからいいキャリアは積んでないかもしれないけど、独特なキャリアは積んでるって言えるかもしれない。
プクの時代は70歳以降も働くと思うよ。
うつになって大事な期間を棒に振ったって感じたこともあるけど、
まだまだ時間は残されているし、これからはやりたいことができるといいなって思う。
これまでのキャリアで何かを成し遂げたっていうものはないよ。
でも自分に向いてるなって思ったのは、ネットワークビジネスとカフェ店長かな。
ネットワークビジネスはやめて良かったと思ってるけど、カフェ店長は続けたかったけど続けられなかったんだ。
ただ、カフェ店長ならいいって訳ではないよ。
目標を自分で立てて、正解がないことを試行錯誤することが楽しかったんだ。
そのほかの業務は自分の能力に限界を感じてたけど、商売人としての資質はまだ底を見てないんだ。
今さらロックンロールスターになろうなんて思わないけど、好きなことをやっていきたいって思ってるよ。
おわりに
ここまでの話だとプクは器用って思うかもしれないね。
でも全く逆なんだ。不器用すぎるんだと思う。
それなりに割り切って社会に適応できないから変にプライドが高くなったし、
自分の個性がわからないまま自分の個性を大事にしたいと思ってるし、
自分の向いていることがわかっているのに苦手なことばかりやっている。
プクがうつになったときもそれぞれ困難な選択をしていたと思う。
大学受験のときは、日本史と世界史どちらで受験するか決めれずに、ずっと両方とも力を入れて勉強してたのがよくなかったし、
就職活動のときは英語が全くできないのに、海外で働きたいって思ってたし、
新卒で入社した会社は、くだらないプライドをなくすために学歴が関係ない鳶職の世界に飛び込んだんだ。
ブログを書くことはひょっとしたら向いてるのかなって思う。
それでもやっぱり困難な選択をしちゃってるんだよね。
最初はお小遣い稼ぎになればいいななんて思ってたけど、
メンタル系のブログで稼ぐのは難しいみたいだね。
プクはそれを知ったとき、やめようとは思わなかったんだ。
プクはこのブログで稼ぎたいと思うのはやめたけど、
ただ、このブログで人生を変えたいって思ってるんだ。
プクの大学時代の友人には、誰もが知ってるいい企業に入ってる人がたくさんいるんだ。
今はそれ自体を羨ましいって感じることはないよ。
でもね、その中で着実にキャリアを積んで確実にステップアップしている人を知っては、プクは何をやっているんだろうって思うんだ。
これまでうつになっていっぱい自分につらくあたってきて、回り道をいっぱいしてきたよ。
スティーブジョブスが点と点は後から線になるって言ってたけど、
このブログがきっかけでそうなるといいな!
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