高校生4(受験モードへ)

プクのうつの話

プクが高校2年生の冬くらいにテニス部は引退したよ。
何かをつかみかけてた頃だったから、
ちょっともったいなかったなって思ってるよ。
部活は引退して、受験勉強モードへ

確かこの頃だった思うけど、課外授業があったんだ。
教頭先生が古典をたくさん人が入る教室で教えてたんだ。

これがとっても面白くて、
受験勉強をするモチベーションがグッと上がったんだ。
しかもプクの好きなバンドの
レディオヘッドやU2の話も教頭先生がしてたんだ。

プクはあんまり先生に話しかけるタイプじゃなかったけど、
プクは嬉しくてつい話しかけに行ったんだ。

プクはこの授業を楽しみにしてたんだけど、
だけど、あるとき不意にこの先生が亡くなってしまったんだ。
ご病気だったと思う。

とっても残念に思ったよ。
そう、確かにそんなことがあったんだ。
でもこの話は今日思い出したんだ。
何年も忘れてたのに。

この人のもとで教えを乞いたいって思えることは
滅多にない経験だったと思う。
そんな貴重な機会を失ってしまったんだ。

そんな中、春になって、高校3年生になって
はじめて模擬試験を受けたんだ。
結果はね、びっくりするくらい悪かったんだ。

校内のテストはクラスで良い方だったけど、
一夜漬けの勉強だったから、何も頭に残ってなかったんだ。

ちょっと頑張れば良い大学に行けるって思ってたけど、
これから、とんでもない苦労が待ってる
そんな気がしたんだ。

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