高校生5(友の死)

プクのうつの話

高校1年生のとき、
とにかくかっこいい男友達と一緒にいたいって
必死だったんだ。

そのおかげか、高校2年生のとき、
ちょっとだけイケてる風の3人組でよくつるむことになったんだ。

途中からはずっと1人の子と2人きりでいつも一緒にいたよ。
なんで3人組から2人になったのかは覚えてないんだ。

プク以外誰とも気が合いそうな人がいないって
その子に言われてんだけど、
なんで?そうかな?
って思ってたけど、とにかくいつも一緒にいた。
きっと周りから見たら気持ち悪いくらいに一緒だったよ。

3年生になって、文系のクラスに入ったんだ。
そうしたら、男6人っていう変なクラスだったんだ。
6人で球技大会はソフトボールに出て、
それなりに仲良くはやっていたよ。

でも、高校通してなんだけど、
心の奥底から本音を話せる友達はいなかったんだ。

高校1、2年生は遅刻ギリギリに学校来て、
授業中は寝てテストの点は結構いい
っていうのがカッコいい
みたいなところがあったんだ。

でも3年生になって規律を求められたのが、
少し窮屈だった気がする。

もし、2年生のときに仲良かった子が3年生でも
一緒のクラスだったら気にせず、
悪ふざけしてたんだろうけどね。

彼とは、3年生になってから、ほとんど喋ることもなくなったよ。
1年間限定の親友だったんだ。

ともかく、3年生の受験も本格的になってきたし、
いろいろ窮屈を感じてたんだ。

そんなとき、プクの友達が自ら命を絶ったんだ。
高校2年生のき、仲良かった3人組のうちの1人だよ。
いつも一緒にいた子じゃない方の子。

プクともう1人の子がずっと一緒にいたのが悪かったかな?
でも、彼には別の仲のいい友達のグループがあったし、
お通夜では、そのグループの子達が号泣してるの見たんだ。

もちろんショックだったよ。
でも少し冷めてたんだ。

泣いて悲しむことができたらよかったのに
って思うよ。

同じ時代を生きて、同じ空気を吸っていたはずなのに、
死んでしまうことがあるんだって、
重苦しい感情がのしかかったんだ。

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