第4話:WEBデザイン(グループ演習)

プクの公共職業訓練の話

ようやくプクのお目当てのWEBデザインの講義がはじまったよ!

とても楽しみにしてたんだ。

どんなデザインのサイトを作れるんだろうってワクワクしてたよ。

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グループ演習

まず、最初にグループ演習があったよ。

フォトショップとかイラストレーターのソフトを使える人と使えない人が一緒のグループになるんだ。

ソフトを使える人がデザイナー担当、使えない人が営業担当って感じだよ。

プクはもちろんソフトなんか触ったことないから、営業担当。

講師がクライアント役になってどんなサイトを作りたいかヒアリングしたよ。

大抵デザイン案を3つくらい持っていくんだって。

A案、B案、C案を用意して、Cは捨てデザインで、AとBを比較させてAを選ぶように仕向けるっていうやり方がよくあるって教わったよ。

でも、「C案」ってクライアントから言われることも「webデザイナーあるある」なんだって。

思ってたのと違う

このグループ演習を通して、WEBデザインって思ってたのと違うって感じたよ。

個性的なサイトが好まれるのかなって思ったけど、そうでもないみたいなんだ。

「縦と横の比率は黄金比率で設計する」とか「デザインセンスはいらない」とか「評判の良いサイトをパクる」とかそういうことを演習で言われたんだ。

奇しくもその時、東京オリンピックのエンブレムのパクリが話題になっていたんだ。

「デザイナー」って聞くと華々しいものをイメージしてたけど、実態はそうじゃないかもなって感じたよ。

おわりに

WEBデザイナーは、将来はAIにとって代わられるっていう意見をよく見かけるよ。

「評判のいいサイトをパクったサイト」が本当にいいサイトならそうなのかもしれないね。

でも、プクは思うんだ。

圧倒的なデザイン力のあるサイトは必要だって。

プクは今の会社でSDGsに取り組むってことを会社に提案してるんだけど、いろんな企業のサイトを見るんだ。

講談社の「SDGs by C-station」っていうサイトで紹介されている企業のSDGsの特設サイトを全部見たよ。

大手企業でわーすごいお金かけてるなーってところもあれば、中小企業でも印象に残るサイトがあったりするよ。

日清食品の「EARTH FOOD CHALLENGE2030」はすごいユーモアだなって思うし、

プクのお気に入りのデザインはCITIZENの「New TiMe, New Me」っていうサイトだよ。

あとプクが社会貢献に興味を持ったきっかけのバリューブックス の「チャリボン」っていうサイトは今見ても心を掴まれるよ。

とにかく、プクはサイトはパクればいいなんて全く思わないよ。

圧倒的なデザイン力や圧倒的なアイデアはやっぱり魅力的だし、必要とされてるって思う。



それにね。

症状は人それぞれだから、なんとも言えないけど、芸術の分野で個性を放つ統合失調症の方もいるよね。

webデザイナーにならなかったとしても、学ぶこと自体に価値があるんじゃないかって。

そう思ってるんだ。



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