【頭でっかちになってた】書籍「今日もテレビは〜」を読んで気づいた反省すべき3つの考え

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こんにちは。

プクです。

「今日もテレビは私の噂話ばかりだし、空には不気味な赤い星が浮かんでる ~統合失調症の私から世界はこう見えた~」

というHimacoさん書籍を読んだのでそのことについてお話しするね。

プクはプカの統合失調症に寄り添って10年以上。

ブログも3年書いてるよ。

だからね、統合失調症について理解しているつもりでいたよ。

でも、この本を読んで改めて「頭でっかちになってた」って気づいたし、反省しなきゃいけないことがいっぱいあるなって思ったんだ。

今日は中でも、プクが本を読んで感じた反省すべき3つの偏った考えについてお話しするね。

もちろん、この本はプクのようなケアラーだけのための本ではないよ。

プクがこの本を読むきっかけになったのは当事者の方が統合失調症の世界観が分かりやすいって言っていたのがきっかけなんだ。

いろんな人がいるからいろんな受け取り方ができるのはもちろんだよ。

これからお話しするのはプクの感じたことってだけだよ。

最後まで見てね!

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症状そのものが辛いわけじゃない

プクは統合失調症と同じような経験をしたことがあるよ。

ラジオでプクのこと応援してる」って思ってた時期があったんだ。

プクはそのとき自分が特別だって思ったし、神がかった力があるって思ってた。

だから、症状そのものが辛いってわけじゃないって考えてたんだ。

でもHimacoさんは辛かったって言ってる。

Himacoさんも「テレビが噂話をしている」とか妄想が現実に起きていると感じている描写がいっぱいだよ。

見る人が辛くならないような優しいイラストで説明してくれてるよ。

でもHimacoさんはプクと違って症状が長く続いたんだ。

「脳が熱を帯びたように熱くてとても苦しい」って言ってる。

プクは妄想が現実に起こっていると感じていることに理解はできてたけど、辛いってことは理解できていなかったんだ。

思えばプカも何週間も頭が冴え渡って寝れない日が続いたこともあったよ。

症状がとっても苦しいってことを改めてプクは知っておかなきゃいけないと反省したよ。

役所は不親切、デイケアは退屈なところ

プクはプカの症状を役所に何度か相談したことがあるよ。

今思えばとてもいい対応をしてくださったと思ってるんだけどね。

どうも、役所っていうのは面倒臭い手続きをするところっていうイメージがあるんだ。

あとね、プクは統合失調症は頭がいい人がなるものだと思ってるんだ。

だからデイケアで単調なことをするのは退屈だろうなって決めつけていたよ。

Himacoさんはとっても親身になって相談に乗ってくれる役所の支援員さんに出会うんだ。

小さな目標立てて、一緒に歩んでくれたよ。

そして、Himacoさんはデイケアに通っていろんなことに取り組んだみたい。

ここでも親身になってくれる職員さんがいたみたいだし、昼夜逆転防止になったんだ。

Himacoさんは「役場の福祉課」、「デイケア」、「就労移行支援」といろんなところで相談できる人と出会っているよ。

プカもね、IMRっていうデイケアプログラムで小さな目標を達成していったよ。

就労移行支援に通っていい支援員さんと利用者さんに囲まれて回復していったよ。

今思えば、プクはどうもね、大分昔にうつになった時に差し伸べられた手を全て払いのけていたと思うんだ。

いろんな社会資源を活用すれば安心だったのにね。

差し伸べられた手を掴むことさえできれば親身になってくれる人は、ありがたいことにいっぱいいるのかもしれないって思ったよ。

入院は最後の砦


プクはプカの症状がとんでもないことになったとき、入院をしなかったときもあるよ。

ここに入ってしまえば、いろんなことが取り戻せなくなるって思ったからなんだ。

その後、入院することになるんだけどそのときもいろいろ大変だったんだ。

Himacoさんは、自分自身を傷つけてしまうかもしれないことを相談員さんに話したことが入院のきっかけだよ。

ここでも親切なお医者さん、看護師さん、入院仲間に出会ってるよ。

それもあってか、比較的短期間で退院されているとプクは思ったんだ。

プカも今、もし再発したとしても自発的に入院できるって環境にいるよ。

通院も続いているからね。

症状がとんでもなくなる前に相談できる環境が理想ってプクは思ったよ。

おわりに

プクがHimacoさんの本を読んで大切だなって思ったのは、自分から相談してることなんだ。

助けてほしい時に声をあげられることだよ。

自分自身に病識がなかったり、周囲の理解がないとこれもまた難しいかもしれない。

だから、統合失調症がもっと世間で一般的なものとして広まったら、相談しやすかったり、サポートしやすかったりするんじゃないかな。

でね。

統合失調症といっても症状は人それぞれ。

本の最後にHimacoさんはとても大切なメッセージを発信してくれてるよ。

Himacoさんの優しい絵が心を温めてくれるんだ。

それにね、症状を支える家族だからこそ覚えておきゃなきゃいけないことをストレートに伝えてくれてるよ。

たぶんだけど、ケアラーはこういうふうになりがちなんじゃないかなってこと。

プクが本当に反省しなきゃいけないことはここにあるよ。

Himacoさんの絵と一緒に見てほしいって思ったんだ。

だから、今回はその点ついてはお伝えしないでおくね。

よかったら手にとって見てくれるとうれしいな。

  






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