IMRプログラムの「問題や症状への対処」
から、「持続する症状」についてお話するね。
持続する症状とは、
精神疾患の症状は時間が経つにつれ変化するけど、
症状がすべてなくなるわけではなく、
何らかの症状が続くっていうことだよ。
再発のサインとは違い、
もっと一定で一般的ななもののことだよ。
どのような症状があるかというと
（１）思考障害（①集中力の問題、②注意力の問題）
（２）感情障害（①不安、②うつ気分、③怒り、④睡眠困難）
（３）陰性症状（①興味がなくなる、②楽しさを感じなくなる、③感情表現がしにくくなる、④引きこもり）
（４）陽性症状（①幻覚、②妄想）
（５）飲酒や違法薬物の問題（①飲酒、②違法薬物）
これらの対処法についてお話するね。
今日は陽性症状ー妄想についてだよ。
陽性症状ー妄想
誰かが、自分のことを悪く言ってると
感じたり、
電話を盗聴されてるって感じたり、
事実ではないことを
真実と確信することだよ。
陽性症状が強いときに
そう言うことはあったけど、
日常的にはないかな。
これね。
プクはよくわかるんだ。
ちょっと疲れると
みんなプクの悪口を言ってるような
気がするんだ。
あと、見張られてるって
思ったり、
盗聴されてるかもって
割と日常的に思うよ。
えっそれはあまりよくないよね。
統合失調症なんじゃない？
本当に言ってるの？
うーん。
寝不足だとよくなるよ。
寝ると治るんだけどね。
だから、プクは精神疾患に
なりやすい体質ってことを
今は自覚してるから、
よく寝るようにしてるよ。
うん。
対処法教えて！
単純な手作業をしたりして、
気を紛らわすといいよ。
プカも妄想があったときは
何もしないって言うより
同時並行して何かやってたよ。
うん。
何もしない状態で、
考え込むよりいいよね。
次の対処法も似た感じだよ。
元気よく歩いて
体を動かして気を紛らわすと
いいよ！
途中で考えを切るって
ことで、
気を紛らわすのはいいよね。
プクはどちらかと言うと
よくない考えがあっても
そんなに気にしなくてもいい
って思ってるんだ。
その考えが現れても過剰に反応せず、
フワッと手放すといいなって
思ってるよ。
これは、マインドフルネスをすると
身に付けられる考え方かも知れない。
プカも妄想があっても
わーってなったりはしないんだけど、
自然と手放すって言うのは
なんとなくわかるよ。
うん。
次の対処法いくね。
信頼している人や、
専門家に事実かどうか
確認するといいよ。
もし、安全でないと感じるのであれば、
「危険な状態であることの証拠」と
「危険な状態でないことの証拠」を
あげてもらうといいよ。
その妄想について
病識があって対処しようと
してるかどうかだよね。
だっていくら信用してる人だとしても、
病識のない人に証拠を伝えても
信じないもんね。
うん。
この人の言うことなら
絶対っていう信頼関係が
あって成立するよね。
心理学用語で心が通じ合って
信頼できることを
ラポールって言うみたいだよ。
プカが出会ったときの
プクを信頼してたのもそう
ラポールかもね。
病識があっての
それに対処するための
信頼関係だもんね。
プクと出会った頃は
病識なかったもんね。
プクのこと平井堅って言ったりね。
当時プクのこと信頼してたけど、
病識がなかったから、
プクがいくら違うって言っても
ずっと平井堅だと思ってたからな。
うん。
そう言えばそうだね。
出会った頃の話もよかったら見てね。
うん。見てね。
次の対処法は？
これが最後ね。
妄想が確信になって、
確信に従って行動するべきと
考えるようになったら、
主治医や、精神保健福祉領域の
専門家に確かめるってことを
覚えておくといいよ。
本当に妄想で
犯罪を起こすことがあるから、
お医者さんや、専門家に確認すると
いいよね。
まーでもそこまでいくと
急性期だよね。
ほったらかしにすると
慢性化しちゃうんだよ。
そういう人もいるよ。
だから、薬で陽性症状を
抑えるのが大切なんだよ。
プカはすごい勉強して
納得して今、治療を受けてるんだね。
いや、まだまだ勉強不足だよ。
本もまだ１冊しか読んでないし。
プクは社会の中での精神疾患の
捉えられ方とかにはすごい興味が
あるんだけど、
症状のメカニズムや薬のことは
なかなか頭に入らないないんだ。
プカが勉強してブログを
プクのに書いてくれると
嬉しいな。
うん。
そうだね。
じゃ、今日はここまでね。
読んでくれて
ありがとう！
バイバーイ！
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