薬の治療の否定的な考えと肯定的な考え

服薬をうまくする

プクはこれまで、精神疾患で薬の治療をすることには否定的な考えを持っていました。

ほんとについ最近まで、そうでした。

プクがブログをはじめた理由の1つは、薬による治療以外の方法を探したいからっていうのがあります。

今、奥さんのプカは統合失調症で入院して、退院してから2年くらい。

今でも通院と薬の治療を続けています。

プカもずっと治療しなくてもいい方法があればって思ってきました。



もちろん、治療しなくても元気でいられればいいなって思ってるけど、

プカはお医者さんとお話しして副作用の不安がなくなったんだ。

それでね、治療をこのまま続けてもいいかなって思ってるんだよ。



回復したり、無気力だったり繰り返してるけど、長い目で見ればいい時が増えてきたと思う。

治療を続けて良かったと思うよ。

今日はプクがどうして薬に対して否定的な考えを持つようになったかっていうお話しと、

今はそれについてどう考えているかのお話しをするね。



精神科の治療に関しては色いろな情報が飛び交っているよね。

ネガティブな考えもいっぱいあるよね。

プクもネガティブな情報を発信することに価値があると思っていたときもあったんだ。



どんなふうに精神疾患と向き合うか人それぞれで正解はないと思ってるよ。



精神科での薬の治療に不安や不満を覚えたっていう話はきっと、

精神科での治療を経験したことのある方に共感してもらえると思ってるんだ。

それにね、否定的な考えから肯定的な考えに変わったっていう経緯は、

これから精神科で治療するか迷っている方への判断材料になるって思ってるよ。

プクとプカの経験がハッピーな道のりを歩む手助けになれば、とても嬉しいです。

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薬づけになってしまうのではないか

プクがプカの症状がすごく悪くなったときに、入院しないでプクが看たっていうお話を前にしました。

そのとき、ご迷惑をかけたにもかかわらず大家さんから、

「一番大切なことを大事にできる生活をしてね」っていう言葉をかけてもらったんだけど、

これ以外にもね、この大家さんはお医者さんの家系らしくて、

「私はこれまで薬づけにされて何年も回復できない人を見てきました。お願いだからそんなふうにしないでね。」

って言われたんだ。



たぶん、精神科の治療が怖いって思うのは、どこかでこんな薬づけっていう話を聞いたことがあるからだと思う。

実際に何十年と治療を続けてる方がいらっしゃるのも事実だと思う。

けど、今になってプクはこう思うんだ。

もっと早くに納得できる治療ができてれば、こんなに長引かなかったんじゃないかなって。

プカは10年以上統合失調症と付き合っているからね。

もっと長く付き合っている方もたくさんいると思うし、特別に長い訳ではないよ。

でも、初期にきちんとしてればきっと結果は違ったんじゃないのかなって思ってるんだ。

そもそも精神疾患なんてものはない

プクはこう思うんだ、もし無人島に暮らしていれば精神疾患になんてならないんじゃないかなって。

他人と比較しなくて済むから精神疾患にかからないってことじゃないよ。

精神疾患は才能って思うんだ。

プクも「そう状態」と「うつ状態」を繰り返したときがあるけど、

「そう状態」の万能感は、もう一度あの感覚を取り戻したいって思うこともあるよ。

統合失調症でも万能感はあるみたいだね。

時代によっては神のお告げって言われてたときもあるみたいだし。

だから、精神疾患は病気じゃなくて社会が許容する時代かそうじゃないかって話なんじゃないかなって思う。

中には、製薬会社や医者がもうけるために、無理矢理に病気を作り出してるなんて考えも聞いたことがあるよ。



プカが入院を考えるほど症状が悪化したときは、ご近所に大変な迷惑をかけてしまったんだ。

無人島で生きているんなら誰にも迷惑かけないからいいかも知れないね。

でも、今の社会で生きていくには、本人にとっても大変だし、

それにね、

家族にとっても大変なんだ。

プカが入院したときはプクはもう何日も寝れない状態だったよ。

詳しくはこちらを見てね。

プカは面会したときに副作用でうつろな感じはあったけど、落ち着いていたんだ。

もちろんこれからよくなるかっていう不安はあったけど、

入院して落ち着いてる状況のおかげでホッとして眠ることができたんだ。



これまでいっぱい応援してくれて、これからも支えてくれる家族にも少しだけ休憩させてね。

薬による治療は家族を安心させるためっていう側面もあると思ってるよ。

必要なものは薬ではない

プクも大学受験の時、就職活動の時、新卒で入社した新入社員時代にうつ病って診断されたことがあるんだ。

何回も再発するから、治療をしても治らないんだって思うようになったんだ。

だから、プライドが高かったところとかを変えようと思ったんだ。

プクがうつを経験して自分を見つめ直したっていうことは良かったらこちらを見てね。

プクの半生がわかるけど、ちょっと長いかも。




確かに薬の治療のみで解決するっていうのは難しいかも知れない。

ただ、だからといって薬が意味がないっていうのはちょっと強引かなって今になって思うよ。

薬を飲みながら、学習したりすることはできるはずだからね。

このことについてお話ししてる動画があったから、紹介させてもらうね。

薬は頼るものじゃなくて、利用するものって言ってるよ。

特に最後の方に大切なこと言ってるって感じたから良かったら見てね。

西洋医学は間違っている

プクは以前ネットワークビジネスをやったことがあるよ。

詳しくはこちらを見てね。

ビジネスのあり方については、よくない面もあったけど、

学べることはたくさんあったよ。

サプリメントを販売してたんだけど、西洋医学と東洋医学のアプローチの違いについて学んだよ。

松やにと松食い虫っていう話があって、

松やにが出なくなってしまうがために松食い虫が松を食べてしまうんだ。

西洋医学的なアプローチでは殺虫剤や、食べられてしまったところを切断したりするんだけど、

東洋医学的なアプローチでは、根っこから栄養を与えて、松やにが出るようにして松食い虫を近づけないようにするんだ。

サプリメントはこの東洋医学的な考え方に近くて、栄養をとって、病気を予防しようってことなんだ。

この考え方は一理あると思うし、実際にサプリメントやビタミンジュースで症状が和らいでるっていう人もいるよ。

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ただ、これで注意しなきゃいけないなーって思うのは、西洋医学は悪だ!みたいに思うことだよ。

スティーブジョブスも癌になったときに、西洋医学的な治療を拒否して東洋医学的なアプローチをしたために、

助かったはずの命を失ったって聞いたことがあるよ。



東洋医学的なアプローチと西洋医学的なアプローチ両方とも同時進行できるんじゃないかな。

今まで話してたこと全てのことがらに言えることだけど、

偏った考えじゃなくて、バランスをとることが必要だと思ってるよ。

副作用か症状かわからない

プクはうつになったとき、頭が痛くなったり、めまいがしたりもしました。

特にお医者さんにはそのことを告げずに、

「あまり調子が良くないです」しか言わなかったよ。

プクはそれが副作用なのか、うつの症状なのかわからなくて、

ただ言われるがまま、出された薬を飲み続けました。

「なかなか良くならないです」って言っても、

「何か良くなるきっかけがあるといいね」って言われたんだ。

毎日がうつなのにきっかけなんてないよって思ったよ。

こんな感じのコミュニケーションしか取れなかったんだ。



今、プクが思うことは、副作用かどうかについては、

お医者さんといい関係を築ければ良かったなって思ってるよ。

ここでもお話ししたね。

プカが通院中、生理が不規則になったことが副作用かも知れないってことをお医者さんに質問したんだ。

そうしたら、血液検査で副作用があるかどうか調べられるらしくて、

その結果副作用じゃないってわかって、

プカは安心して治療を続けてるんだ。




ここまで読んでくれてありがとう。

とても長くなっちゃったね。

納得のいく治療っていうのは、こうやって紆余曲折してようやくたどり着くものなのかも知れないね。

それでも、皆さんが最短で納得できる治療ができればいいなって思ってます。

読んでくださってありがとうございました。

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